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閉経後に最高のセックスがやってくる!「女として終わり」じゃない

エリカ・アンギャルさん インタビュー Vol.2】  ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務めていた美のカリスマ、エリカ・アンギャルさんへのインタビュー。第二回となる今回は、最新刊『ラブダイエット~スイーツなしで体と心を満たす美の教科書』の中でもたびたび取り上げられている、日本人のセックス観について話を伺いました。
エリカ・アンギャルさん

エリカ・アンギャルさん

セックスが街に溢れているのにセックスしない日本人

――国立社会保障・人口問題研究所が2015年に行った調査によると、日本では18~34歳の独身男性&女性の約4割がセックス未経験だそうですね。一方、アメリカの調査によると57~64歳の男女の73%が現役でセックスをしていて、フランスではなんと50歳以上の女性の90%以上がセックスをしているという報告もあるとか。エリカさんの著書に書かれているのを見て、日本はセックス後進国なんだなと改めて思いました。 エリカ:その一方で、日本は性に関する情報が氾濫していますよね。セクシーな写真が雑誌や新聞、電車の中吊り広告など街中に溢れていますし、アダルト向けの漫画やビデオの内容も過激。風俗産業やラブホテルも利用しやすい雰囲気になっています。なので、日本は性に対してオープンな国だと思っている外国人は多いんですよ。 ところが、実際はセックスをしないどころか、友だちや家族の間で性に関する話すらあまりしない人が多いですよね。“お通じ”の話は平気でするのに(笑)エリカ・アンギャルさん――欧米ではお通じの話はしないんですね。 エリカ:下品なイメージがあるので欧米ではタブーです。ですから欧米人から見ると、日本人はとてもアンバランス。実際、友だちや親とセックスの話はしますか? ――親とは絶対にしませんね。それこそタブーな雰囲気の家庭が多いと思います。友だちとはセックスの話はしますけど、失敗談を笑い合うようなケースが多いかもしれませんね。「あの男ヘタだった」とか「あの男早かった」とか。 エリカ:なるほど(笑)。それでは有益な情報を仕入れることはできませんよね。気持ちいいセックスをするための情報が入ってこない状況では、セックスへの興味がなくなっても仕方ありません。保守的な国民性であることも影響していると思いますが、欧米人にとっては日本人のこのセックスへの関心の薄さは衝撃的。BBC(イギリスの公共放送)が『No Sex Please, We’re Japanese(直訳:セックスはナシでお願いします、私たちは日本人なので)』(2013年)というドキュメンタリーを制作したほどなんですよ。 ――時代は変わっても、日本人のセックス観は古いままなんですね。
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女性にだって性欲があるのは当たり前
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