ダイアナ妃に学ぶ、相手をその気にさせる方法
【エリカ・アンギャルさん インタビュー Vol.3】
ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントを務めていた美のカリスマ、エリカ・アンギャルさんへのインタビュー。最新刊『ラブダイエット~スイーツなしで体と心を満たす美の教科書』には、生活に潤いを与えるヒントがたくさん盛り込まれています。
最終回となる今回は、日々のトキメキの見つけ方からパートナー選びの方法まで、女性としての人生を豊かにするためのノウハウを伺いました。
――『ラブダイエット』の中に、「パートナー以外の異性と二人でご飯を食べたりおしゃべりをしたりするのは、マンネリになりがちな日常に新しい風を吹き込んでくれる」と書かれていましたね。確かに、パートナー以外から刺激を得ることで、パートナーに対しても新鮮な気持ちで接することができるようになるかも……と思いました。
エリカ:誤解してほしくないのは、それは決して浮気や不倫ではないということ。異性と会話を楽しんだり、アイコンタクトをしたり、軽くスキンシップを取ったりすることを英語で「Flirt(フラート)」というのですが、フラートは大人のたしなみなんです。
お互いに恋愛感情はなく恋愛関係にはならなくても、その場の会話を楽しむことで相手の魅力を知ることができ、ちょっとドキッとしたりしますよね。そのトキメキを日々の潤いとして、純粋に楽しむんです。逆にこうしたコミュニケーションで気持ちを満たすことで、浮気や不倫に走る危険性を抑制できるのではないでしょうか。
――そうですね。夫とセックスレスで異性との触れ合いがまったくなく鬱屈した日々を送る主婦が、いきなり出会い系で不倫……なんてケースをよく聞きますから。フラートを楽しむほうがずっと健全ですね。
エリカ:英語では「Harmless Fun(ハームレス・ファン)」といって、フラートは誰も傷つけない“無害なお楽しみ”なんです。実はイギリスのダイアナ妃は、フラートが上手なことで有名だったんですよ。意図的に視線を合わせてふいに笑いかけたり、話している相手の腕に軽く手を添えたりと、自然なフラートがとても魅力的だったそうです。
彼女はシャイなので、きっとはにかんだような、少し照れくさそうな表情を浮かべたりしていたはず。それがさらなる魅力だったのではないでしょうか。
ダイアナ妃は“気のあるそぶり”がお上手
