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嵐のコンサートに当選したのに…年末それぞれの大惨事

 クリスマス、年末年始の“トホホな体験談”には、本人には悪いけど、ときにはクスっと笑っちゃうエピソードもありますね。今回は2人の女性のちょっと笑える話をご紹介します。
イルミネーション

写真はイメージです(以下同じ)

クリスマスイブに終電を乗り過ごして…

 イベントコンパニオンの高瀬理沙さん(仮名・37歳)。2年前のクリスマスイブの夜に、天然キャラならではの出来事が起こったのです。  会社役員でイベント主催が好きな彼氏は、理沙さんよりイベントプロデュースに燃えています。そのためいつもクリスマスを過ごすのは彼氏がいない友達。  でも、2年前はたまたまクライアント主催のパーティーに招かれ、お土産にシャンパンをもらってウキウキしながら、最終電車に乗ったのです。ところが――。 クリスマス「スカイツリーラインの押上から東武伊勢崎線の久喜行きに乗りました。ところがスマホをいじっていたので、谷塚駅を通り過ぎて新田という駅についてしまったのです。  夜11時半だったので、戻る電車がないため、駅からタクシーで帰ろうと。でも駅前はタクシーも止まってなければ、飲食店すらありません。真っ暗で電話ボックスと自動販売機の明かりしかない!」

電話ボックスで聖夜を迎えるはめに

 がーん! さらに最終が終わってしまった駅の明かりがひとつ、またひとつと消え、駅もだんだん暗くなっていきました。 「そこで父親に迎えにきてもらおうとして電話をしたら、お酒を飲んでいるので、4時間ぐらい寝てから迎えに来てくれるとのこと。急いで駅に戻って、駅員に『父親をどこで待ったらいいか』を聞きました。そうしたら、びっくり!」 終電 なんと、最終を逃してしまった高瀬さんに対し、駅員さんは「この辺りは何もないから、お父さんが迎えに来てくれるまで、電話ボックスで待っていてください」と言い、女性一人だと危ないからと、電話ボックスまで送ってくれたのでした…。  高瀬さんは、電話ボックスの中で、たった一人で聖夜を過ごしました。深夜になると電話ボックスの中はひんやりしてきます。ぶるぶると震えながら父を待つ高瀬さんは、クライアントからもらったシャンパンをしっかりと握りしめてこう呟いたのです。 「メリー、クリスマス」 メリークリスマス
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