「カフェ異業種交流会」に出会いはある?30代女性が参加してみた結果
業種の異なる者同士が集まり、親睦を深める「異業種交流会」。なんとなく合コンみたいでチャラそうなイメージがありますが、最近では昼間にカフェで行われる「カフェ異業種交流会」なるものが流行しているといいます。
一体どういう職種の人がどのような目的で集まるのでしょうか? お酒を飲み親睦を深める、普通の異業種交流会とはどう違うのでしょうか? はたして出会いのチャンスはあるのでしょうか? アラサー筆者が潜入してきました。
とある日曜日の午後、カフェ異業種交流会が開かれる繁華街のカフェにやってきました。参加費は2時間1500円、コーヒーか紅茶と、ケーキが一品付くとのことです。
今回の参加者は20人。4つのテーブルにはそれぞれアルファベットが書いてあります。参加費を払い、主催者に言われた席に座るとビックリ。なんと、私以外の同席者はすべて男性。他のテーブルを見ると女性だらけの席もあります。
後から聞いた話ですが、異業種交流会は男女の出会いの場というわけではないので、参加男女の人数比も席の配置も特に決まりはないそうです。
これといったスタートの合図もなく交流会スタート。
手持ちのカードに名前を書いているのですが、一席目ということで自己紹介から始まりました。このカフェ交流会、男性参加者のほとんどが常連だそうで、顔なじみ同士という人たちもいました。1人ずつ自己紹介が始まり、名前、職業、趣味を言うことになったのですが……。
一人目の男性。
「28歳、職業は金融関係で、趣味は雑貨屋巡りです」
雑貨屋巡り!?
続いて二人目、
「30歳、人材派遣会社勤務、趣味は料理と身体を動かすことです! 最近は仲間内でジェットスキーを買いました」
三人目。
「IT会社勤務。趣味は料理と神社仏閣巡りです」
何、この意識高い趣味のオンパレードは!? 今まで出会ったことのない意識高い系の人種(偏見)にとまどう私。そして、私の番がやってきました。
「フリーライターしてます。趣味は……お酒を飲むことです」
私の中の唯一オシャレ(?)な趣味を出してみました。(本当の趣味は、海外で夜遊びすること)
「お酒好きなんですね~。僕もよくワイン飲みますよ! どういうお酒が好きなんでか?」
「白ワイン好きですよ」(本当はウーロンハイ)
「お酒強そうですよね~。ワイン1本とか余裕で開けちゃいそう(笑)」
「ええ、まぁ、そうですね」
またオシャレぶってしまった……。そして次は私の隣の若い男の子である。
「20歳、〇〇大学(少しチャラいイメージのある大学)、3年生です」
「学生さんがなんで異業種交流会に参加しようと思ったんですか?」
「あ、学生といっても他にビジネスやってるんで」
「ビジネス!? 大学と会社って掛け持ちで仕事できるの!?」
「はい、塾講師やってます」
それはアルバイトでは? 今の学生はアルバイトをビジネスというの? ジェネレーションギャップなのか意識の違いなのか、オバサン付いていけません!

男性ばかりのテーブルで交流会スタート
自己紹介で感じてしまった違和感

1
2