写真はイメージです(以下同じ)
同窓会で再会したのをきっかけに、不倫や浮気に走ってしまうのはよくある話ですが、専業主婦のユキさん(仮名・33歳)の浮気生活は、かなりダイナミックなものでした。
「振り返ると、かなり大胆なことしてたなって思います。とてもじゃないですが、今はそんなことできません」
今から8年前。独身だった25歳のときに開催された高校の同窓会が、すべてのはじまりでした。
眼中になかった同級生が、大人になってストライクゾーンに
卒業して以来、はじめて開催されたその同窓会で、ユキさんは同級生の男性Tと再会します。学生時代、Tとは単なる友達で、「ぶっちゃけ、会うまで存在自体を忘れてた」とユキさん。
「高校時代のTがどんなキャラだったかすら覚えてません。それくらい興味のない存在でした。大人になったTは建設会社で働いていて、色黒のマッチョ系。顔は、堺雅人をもうちょっと険しくした感じですね。要するに、私好みに成長してたわけです」
さらに話しているうちに、お互いの家が、歩いて15分ほどの場所にあるということが発覚。それをきっかけに、2人の仲は急接近。同窓会が終わったあとも、近所で会うようになります。
「お茶したり、食事に行ったりするうちに、どんどん仲良くなって、ごく自然な流れで付き合うようになっていました」
しかし、ユキさんには、このとき付き合って3年になる彼氏の存在が。さらには当時すでに同棲中で、結婚の約束もしていたんだそう。
「もちろん、Tにも彼氏がいることは伝えていました。でも、『別に俺は二番目でも構わないよ』って言われて、そこに男らしさを感じちゃったんですよね……。禁断の恋をしているかのような自分に酔ってました」
こうして、同窓会での再会をきっかけに、2人の浮気交際がスタートしたのです。
平日は浮気相手と、土日は彼氏と過ごす、禁断の二重生活
ゴリゴリマッチョ系のTに、ユキさんはすっかりメロメロ。家が近いのをいいことに、ほぼ連日Tと会っていたと言います。
そんなギリギリなことをしていたら、速攻浮気はバレそうなものですが、ユキさんには絶対にバレない自信があったのです。
「ラッキーなことに、って言ったら変ですが、Tと付き合うのとほぼ同じタイミングで彼氏が単身赴任になったんです。平日は家を空けて、土日だけ帰ってくるというスタイルだったので、平日に何しててもバレなかったんですよ」
平日はTの家で過ごし、土日は自宅に戻って彼氏と過ごすという、二重生活を送るようになったユキさん。『2人の男から愛される、悪女なワタシ』気分だったユキさんは、職場の同僚にも結婚前提の彼氏と暮らしつつ、Tという新しい恋人ともうまくやっていることを自慢しまくっていたそう。
「二重生活があまりにもうまくいくので完全に調子に乗っていました。当時の私の口癖は、『誰か私を休ませて~』。最初は面白がって聞いていた同僚も、この言葉を聞いた瞬間、さすがに引いてましたね」
しかし、ユキさんの完璧なる二重生活は、わずか半年で幕を閉じます。その理由とは?