服やバッグの「捨て時」が分かる“魔法の質問”8つ。前に着たのはいつ?etc.
どんどん増えていく衣類やファッション小物、みなさんはどのように「捨て時」を判断していますか? さんざん着倒してくたびれてしまったものなら捨てやすいですが、奮発して買ったものの、流行や好みの移り変わりにより出番がめっきりなくなってしまった服などは、何となく手放しづらかったりもしますよね。
そんな日々の片付けやそうじの悩みを解決してくれるのが、『片付け・収納・掃除・洗濯の教科書』。「その道のプロ」の知恵が集結した本書から、今回は「こんまり」こと近藤麻理恵さんによる“捨て時の判断方法”をご紹介します。
片付けを始めるなら、残すか捨てるかを判断しやすい「衣類」から始めるのがベスト。まず最初に行うのは、タンスの中はもちろん、押し入れや物置きなど家じゅうから服を集めること、とこんまりさん。クローゼットに掛けてある服やバッグも全て取り出して、一カ所に積み上げてみるのが大切なのだそう。「その理由は、自分の持っているモノの量を把握できるから。積み終えるときっと、こんなに服を持っていたなんて! と驚くはずです」。
次に行うのは捨てるアイテムととっておくアイテムの選別作業。服の山からひとつずつ手に取り、「ときめく」「ときめかない」の2つに分けていきます。
服へのときめき…いまいち想像がつかない人も多いと思いますが、こんまりさん曰く、触れたときに心地よくそばに置いておける感じがするか、胸がキュンとしたり、ワクワクした気持ちが沸き上がるかどうか、この感覚が「ときめき」なのだとか。逆に、高価だけど好きではない服や、痩せたら着ようと何年も寝かせている服のように、執着する苦しさを感じてしまう服は「ときめかない」モノと判断してOKだそう。
では、アイテムごとに詳しくレクチャーしてもらいましょう!
【下着類】
♪“防寒用は「暖かい」など自分を幸せにしてくれる?”
ときめくかどうか判断しやすく、片づけ後に買い換える人ナンバーワンのアイテム。
【トップス】
♪“前に着たのはいつごろ?”
ときめくかどうかを判断しやすいアイテム。オフシーズンのものが特に判断しやすい。
【バッグ類】
♪“本当にそんなに使う?”
具体的に使うシーンが思い浮かべばOK。ショップ袋は1週間で使い切る量を基準に潔く手放す。
【ボトム&ワンピース】
♪“「やせたら着る」は執着かも?”
体型が変わって着られなくなった服は、その服を見るとときめくかどうかで判断を。

一番大事なのは“ときめき”魔法の質問で、もう迷わない!
クローゼットがときめく服だけになる!「いつ着る?」「いつ着た?」が判断のヒント




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