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部下に義理チョコ強要する妖怪「チョコくれくれ上司」のやばい本性とは?

パワハラ上司はセクハラも!1人の勇気が変えた会社の意識

パワハラセクハラ上司「部長は、時々私のデスクにやってきて、パソコンでFacebookを立ち上げるように命じて『俺の投稿にイイネ押してよ』と、言ってくるような人でした。Facebookでつながるのすら勘弁してほしかったですが、背後からイイネを押すまで見守られているので、抵抗するのがめんどうで、言われるがままに、イイネをクリックしていました。  そんなある時、1人の女性社員が、セクハラでその部長を訴えたのです。女性社員は仕事の飲み会という名目で何度も業務時間外に呼び出され、挙げ句ストーカーのようにしつこく付きまとわれていたようです。警察沙汰になったことで、部長のパワハラを野放しにしていた会社の目も厳しくなり、それを機に女性社員たちは一斉に、バレンタインデーにチョコを渡すのをやめました」  1人の女性社員の行動により、瑞穂さんの意識も変わりました。 「言われるがままにチョコを渡していたり、Facebookにイイネを押していた私の行動も、パワハラへの加担だったのかもしれないって。数年間部長にチョコを貢ぎ続けていたバレンタインデーを振り返って、おかしいと思ったら、上司であろうと、ちゃんと声をあげるべきだ、と今は反省しています」  現在、瑞穂さんは心機一転新しい会社に転職し、2月14日は、誰のためでもなく自分のために、デパートで美味しいチョコを選んで楽しんでいるそうです。 ―冬に起きたトホホなエピソード― <文/満知缶子 イラスト/角侑子>
満知缶子
ミーハーなライター。主に芸能ネタ、ときどき恋愛エピソードも。
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