貧困グラドルが合コンとギャラ飲みに繰り出す、悲しすぎる理由
パチスロにハマり、彼氏に50万円の借金を……
「楽しくてハマっちゃいました(笑)! パチスロ雑誌も隅から隅まで読んで、当たり目(大当たりの直前に出るスロットのリールの配列)を覚えたりして、毎日のように通ってましたね。彼もパチスロ好きだったので、休みが合う日は一緒に行ったりもしました」
ですが、週に1度しか仕事をしていない里奈さんと平日フルで働く彼とでは、通う頻度は明らかに里奈さんの方が多く、負けが続くと彼からお金を借りることもあったといいます。
「気付いたら負債は50万円くらいまで膨れ上がっていましたね……。返せるアテなんてあるわけないし、もちろん借用書も書いてないし、彼氏だから大丈夫かなぁ~なんて甘くみてたら、バチが当たりました(泣)」
バチ当たって当たり前ですから~!
「同棲してからもクラブ通いはしてたんですが、ある日酔っ払って朝帰りして、寝ている彼の上にダイブしたら、『お前もう出てけ~!』と追い出されました(笑)」
30歳を前にして再スタート
「外面(そとづら)がいいので、どうにかポテンシャル採用してもらえたけど、PCを触ったことすらなかったので、仕事を覚えるのはかなり大変でした。でも、給料は良くなくても、自分で稼いだお金で飲むお酒はやっぱり美味しいですよね」
それから転職を重ね、今は小さな広告代理店でマネージャーという役職にもつき、年収も就職当初の倍くらいまで上がったといいます。頑張って、貧困から抜け出すことができた里奈さん。
「働くことがこんなに楽しいと思わなかった」と言っていたのが印象的でした。
―シリーズ 貧困の沼、転落の淵―
<文/白戸ミフル>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】白戸ミフル
合コンに累計2,500回参加(今も記録更新中)した合コン漫画家。著書『合コン・アンド・ザ・シティ 恋活・婚活女子の合コンマニュアル』『乳がんステージ4だった私が、それでも合コンに行きまくって救われた話』
Twitter:@takara0722
1
2


