東大女子、ゆるふわお嬢様大学生に対抗して痛すぎるファッションで自爆…
大学デビューは環境だけでなく、メイクやファッションも一新する大チャンス。
ですが、そのチャンスを、ちょっとした対抗心で台無しにしてしまった人がいます。本人に話を聞いてみました。

「大学時代のファッションは、私史上一番の黒歴史ですね…」
そう語るユウコさん(仮名・30歳・マスコミ関係)は、なんと東京大学出身。つらい受験勉強から解放されて無事合唱サークルにサークルデビューも果たし、本格的に始まる大学生活に胸をときめかせていたそうです。
「中でも楽しみだったのは、やっぱり自分の好きな服を着られるということ。高校時代は堅っ苦しい制服でしたし、九州の田舎から上京してきたので、都会的な『109系』ファッションに密かに憧れもありました」
最初は東京に出てきたワクワク感もあり、女子大生らしく「可愛くオシャレしたい!」という気持ちが強かったというユウコさん。しかし、大学デビュー後にできた女友達のファッションを目の当たりにして、考えが変わったそうです。
「東大女子って人数が少なくて、東大生全体のうち2割行かないくらいなんです。
だから所属していたサークルも男子は東大生のみ、女子はいわゆる“お嬢様大学”の他大生が中心のインカレサークルだったんですが、他大の女の子たちって男ウケのいいゆるふわ系ファッションが多かったんですよね。
パステルカラーでまとめたニットとシフォンのスカートとか、淡い色のワンピースとか。さらに髪をふんわり巻いてあったりすると、もう東大男子たちからのチヤホヤの的ですよ」
なんとなくモヤモヤしていたユウコさんは、鼻の下を伸ばした男友達から「いやぁ、○○女子大の子はカワイイよなぁ。ユウコもせめてああいう格好したら?」と言われ、とうとうブチ切れ。
生来の負けず嫌いもあり「男に媚(こ)びてたまるもんか!」と「女らしさ」の逆を行くボーイッシュなファッションをすることに決めたそうです。
けれども、この時のユウコさんは気づいていませんでした。自分が超ド級の「ファッション音痴」だということに…。
「ボーイッシュはボーイッシュでもスタイリッシュなストリートファッション系を目指せばよかったんですが、当時の私が選んだのは『B’zかよ!』と突っ込みたくなるような全身真っ黒な服に、これまた黒の革ジャン。
頭からつま先まで黒々としたコーデでキャンパスを歩き回っていました。これが稲葉さんならカッコいいんですが、チビで凹凸の少ない平安顔の私がドヤ顔で闊歩(かっぽ)しても、ただただイタいだけです…」
それなのに、「イタい」ということを全く自覚していなかったどころか「私、カッコいいじゃん!?」と盛大に勘違いしていたユウコさん。黒コーデだけでは飽き足らず、さらにとんでもない行動に…。

写真はイメージです
大学デビュー時は「109系」ファッションに憧れていたものの…
チヤホヤされる「ゆるふわ系」に反発

「B’z」ばりの真っ黒コーデに走る
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