Entertainment

2019年「最もセクシーな男」が発表に。妻と愛し合うMVにドキドキ

 アメリカのピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男」が発表された。毎年恒例のこの企画では、今をときめくスーパースターたちが選ばれてきたが、今年この栄冠に輝いたのはいったい誰?!
ジョン・レジェンド

ジョン・レジェンド

 ピープル誌が今年「最もセクシーな男」に選んだのは、実力派アーティストのジョン・レジェンド(40)。選ばれたジョンは、同誌のインタビューにこう答えている。 「本当に嬉しいけど、ちょっと怖くもある。かなりのプレッシャーだよ」 「僕がこの称号に値するほどセクシーかどうかって、皆が批評することになるからね。あと僕はイドリス・エルバを模範としているから(同じタイトルを受けることは)自分にとってあまり良いこととは言えないかもね」  昨年の「最もセクシーな男」に選ばれたイドリスを模範としているジョンにとっては、同じ栄誉を飾るのはおそれ多いと感じるようだ。  一方で、自身のキャリアや、妻クリッシー・テイゲンとの間に2人の子供にも恵まれた私生活に満足していると語る。 「自分のキャリアは本当に誇りだ」 「作曲も舞台でのパフォーマンスも大好きだしね」 「そこから喜びが生まれ、僕は他の人にそれを与える。今の自分に本当に満足しているよ!」

16歳で高校を卒業した優等生。最年少・黒人初の快挙も達成

 アメリカ北東部オハイオ州で生まれたジョン。幼少のころからピアノやゴスペルに親しみ、教会の聖歌隊で歌っていたという。勉学でも優秀だったジョンは、16歳で高校を卒業し、大学に進学。ここでもアカペラグループに所属していた。  卒業後は、大手コンサルティング会社に就職するも音楽活動を続けていた。こうしたなか、知人より大物アーティストのカニエ・ウェストを紹介されたことがきっかけとなり、2004年にアルバムをリリース。これが210万枚を記録する大ヒットとなり、一躍スターとなった。  ジョンはこれまで、エミー賞(Emmy)、グラミー賞(Grammy)、アカデミー賞(Oscar<オスカー>)、トニー賞(Tony)という米4大エンターテイメント賞をすべて受賞(EGOT)している。これは、最年少での達成であると同時に、黒人男性としては初の快挙となった。

MVにはモデル妻も登場し、話題になったことも

 これらの栄えある賞に続き、今回「最もセクシーな男」という称号を得たジョン。ジョンの妻クリッシーは、ツイッターにこんなふうに綴っている。 「秘密を公開。ピープル誌の最もセクシーな男を夫に持つ夢が叶った! 名誉だわ!」  夫とともに人気セレブで知られるクリッシー。「クレイジーな産後うつに苦しんだ」と告白したかと思えば、おなか丸出しでニンテンドースイッチをする姿体の妊娠線をSNSにアップするなど、気取らない人柄で親しまれている。そんなクリッシーも、ジョンのミュージックビデオにたびたび登場している。  これは、2015年に発表された曲「オール・オブ・ミー」のMV。夫婦が裸でからむシーンが多く、大きな注目を集めた。  しかし、ジョンのMVはメッセージ性が強いものも多い。今年2月リリースされた曲「プリーチ」のMVは、銃乱射事件やアフリカ系アメリカ人への差別といった社会問題を背景に作られた。また、「プリーチ」のMVでは募金システムが採用されており、視聴者は簡単に募金ができるシステムになっている。集まった募金は、ジョンが設立したチャリティー団体に寄付されるそうだ。  2016年には映画『ラ・ラ・ランド』にも出演したジョン。2017年12月には、ノルウェーで行われたノーベル賞受賞記念コンサートで、「被爆ピアノ」を弾いた。第二次世界大戦中に広島で被爆したこの「被爆ピアノ」を弾き、若手シンガーのザラ・ラーソンとデュエットしたジョンのパフォーマンスは感動をよび、日本でも話題となった。

ベッカム様も選ばれた。歴代の「最もセクシーな男」たち

 ピープル誌のインタビューでは、控えめに答えていたジョン。しかし今年2月には、出演している音楽オーデイション番組『ザ・ヴォイス』でともに審査員を務めるブレイク・シェルトンとアダム・レヴィーンに続き、自分も同じタイトルをもらいたいと話していた。 「僕だけ最もセクシーな男に選ばれていないんだ」 「『ザ・ヴォイス』に出演しているってことは、いつか選ばれるってことだよね」
 アダム(左)は2013年、ブレイク(右)は2017年に選ばれていている。  1985年にスタートし、34年の歴史を持つこの企画。過去には、デヴィッド・ベッカムジョージ・クルーニーブラッド・ピットリチャード・ギアなどが選ばれている。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ