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立ち話好きの年配客に困る、鍼灸の受付女性「どうすりゃいいんだ~」

「モンスター客」や「カスハラ(カスタマーハラスメント)」など、理不尽な要求を押し通そうとする客を表す言葉がニュースやSNSで話題になっています。中には「クレームとまでいかなくても迷惑な人は多い」というのが女性のカスタマー。そこで今回は、女性カスタマーの困った言動に頭を抱える人達に話を聞いてみました。

お婆ちゃんの立ち話に困る受付女性

 まず、話してくれたのは都内の女性専用鍼灸サロンで受付をしている美月さん(仮名・27歳)。
立ち話しにくるお婆ちゃんに困る受付の女性

写真はイメージです

「オシャレなサロンというよりは地元の主婦やお婆ちゃん患者ばかりのアットホームなサロンなのですが、それが逆に困ったカスタマーを増やしている気がするんですよね。  施術中に整体師と話をしたがる患者さんが多いのですが、中には施術が終わった後もずっと受付で話しかけてくる人もいます。特に困っているのは、予約を入れてないのにサロンに来て『近くを通ったから』と立ち話だけしていくお婆ちゃんとか。  暇な時間ならまだいいのですが、他の患者さんの施術中やスタッフの昼休憩に来る人もいますね。施術中、静かに過ごしたい患者さんもいるので『話し声で全然リラックスできなかった』と私達が後から注意されるし。とはいえ、話しかけてくる患者さんを追い返すわけにもいかないし難しいところです」

自宅サロンを開いた主婦の悩み

 女性ばかりの職場では「話し込んでいてなかなか帰らない」というお客さんは特に多いといいます。続いて話を聞いたのは、神奈川県でポーセラーツサロンを経営する主婦の恵美さん(仮名・32歳)。  ちなみに、ポーセラーツとは真っ白な陶器に好きな色や模様の転写紙を切り貼りして、オリジナルのテーブルウェアを作るクラフトのことです。
実際に他の生徒が作ったポーセラーツ

実際に他の生徒が作ったポーセラーツ

「うちの生徒にもよくいますよ。話しが長くてなかなか帰らない人。うちは1レッスンずつ料金を支払う制度にしているので、1回のレッスンで作品が完成しない場合は次回また来てもらうようにしているんです。レッスンが2時間で終わったあとは、子供の送り迎えとか行かないといけないのに、時間内に作品ができないからって話し続けて勝手にレッスンを延長しようとする人とかしょっちゅう。  でも1番ひどいのは材料を自分達で買ってきてタダで作品を作ろうとする人。レッスン料金の中にはポーセラーツで作る食器のほかにデザインする転写紙や食器を焼くための窯代も含まれているんです。食器を持ち込むのはOKなのですが、中には『転写紙代だけ払うからタダで焼いて!』と言ってくる人も。  転写紙だけなんてほとんど儲けにならないし、しかもそういう人に限って技術はないので、できない作業は全部私にやらせようとするんです。レッスン料にはそういう受講料も込みでの価格なのに、主婦の自宅サロンだから頼めばやってくれるかもと思っているんでしょうね」  主婦に人気の自宅習い事サロン。ママ友同士の多い気軽な環境だからこそ、こういった厚かましいカスタマーも出てくるのかもしれません。
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カスタマーセンターにきた理不尽クレーム
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