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「やってから始まる愛」はあり得るか?男のホンネとは…

 こんにちは、500人斬りの経験をもとに恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地です。  今回は、批判覚悟であえて「恋愛」を「恋愛ゲーム」と呼ばせていただいたうえで、“恋愛ゲームの大前提ルール”が2つあるというお話をさせていただきます。 恋愛ゲーム いきなり、その全貌を解き明かしちゃいますと、 【第1のルール 男性はエッチをある種のゴールと考えている】 【第2のルール エッチをする・しないの決定権は女性が握っている】  この2つが、大人の恋愛ゲームにおいて厳然たるルールとして存在しているんです。 「そんなの当たり前じゃん」と思ったあなた。そんなあなたも、いざゲームの当事者になると、このルールがすっかり見えなくなってしまうものなんです。

「したからそのコを好きになる男」なんて存在しない!

 さて、男子が女子をデートに誘う動機、それは以下の3つに大別できますよね。 (1)付き合いたいしエッチもしたい (2)とりあえずエッチしたい(付き合うかどうかは要検討) (3)ただエッチしたいだけ(彼女にする気ナシ)  この3パターンがあることは前回のコラムでもお話しましたが、男性が(1)の場合、どのタイミングでエッチしちゃったとしても、特に女性側に被害は出ずにすみます。  しかし(2)か(3)の場合、女性側が泣く結果になる可能性が高いことは想像に難くありません。特に(3)の場合であれば結果がどうなるかは明白。そうです、ヤリ捨てられます。それゆえに、どんな女性も(3)の男への警戒心は強くなるもの。みなさんもそうですよね?  では、(2)の男に口説かれた場合はどうでしょうか?  もしかしたら、読者の中には、「“付き合うかどうか要検討”なら、むしろその男を誘惑して、エッチしたっていう既成事実を作れば彼女にしてもらえるかも♪」なんて考える方もいるやもしれません。  はい、ドアホです。その思考回路、最悪にナンセンスです
堺屋大地

堺屋大地氏

 思い出してください、【第1のルール 男性はエッチをある種のゴールと考えている】なんです。  そう、できちゃったら男はもうそこで達成感を得られちゃう生き物。もちろん全員が全員ではないですけど、大半の男において“したから好きになる”とか“したから責任とって付き合う”とかは、ほぼありえません。  いわゆるこのケースの恋愛ゲームにおいて、付き合うとか付き合わないとかはひとまず置いといて、男性の勝利条件は“エッチすること”。一方、多くの女性の勝利条件は“彼女になること”なので、付き合うとか付き合わないっていう部分を無視することはできない(もちろん例外の女性もいますが)。  ですから、女性がこのゲームに勝つには、【第2のルール エッチをする・しないの決定権は女性が握っている】を上手く活用しなくてはいけないんです。次回は、その活用法を解説いたします。 <TEXT/堺屋大地> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
堺屋大地
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は @SakaiyaDaichi
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