「ツヤのある傷んでいない髪、きめ細かく美しい肌に加えて、姿勢のよさも大切です。
いくら髪や肌を磨き上げて素敵なファッションに身を包んでいても、姿勢が悪いと台無しになってしまうからです」
いつ会ってもファッション4項目を完璧に押さえている副所長・あいさん
筆者は実際に講義の最終回へお邪魔したのですが、全項目を制覇している女性たちが並んでいました。婚活で男性ウケするのは女子アナファッションといわれていますが、
古くて保守的なのかと思いきやめちゃくちゃオシャレ! 華やかな色合いのトップス+ウエストのくびれがわかるタイトスカート+7センチ以上のヒール+小さめのハンドバッグを持った女性がずらりと並んでいて、楽しそうに会話をしている姿は、その場に大輪の花が咲いたよう。
彼女たちを同性目線で見ると、合コンや婚活パーティーにいたら、男性全員を持っていかれてしまいそうな雰囲気。男性目線で見ると、“守ってあげたい欲”をソソるタイプといえそうです。ちなみに筆者は取材当日、取材グッズを詰め込んだリュックとスニーカーでお邪魔したため、二度目の対面だったあいさん以外の講師のみなさんからも即、受講生ではないと見抜かれました(笑)。
いつ会ってもファッション4項目を完璧に押さえているあいさんは、「ファッションを頑張るのは女性側の責任です」と言います。
「オシャレをせずにデートへ行ったらハイスペ男性は、『この人をラグジュアリーなお店には連れていけない』と捉えます。ハイヒールを履いていたら『長距離は歩かせられない』と思い、『近いけれどタクシーに乗ろうか』と、提案してくれるものです。気づいてもらえない場合は、『今日はオシャレをしてきちゃったから、素敵なお店がいいな』、『ハイヒールを履いているから、駅から遠いお店はきついな』など、みずからシーディング(種まき)してください。あなたに好意を持っていれば、男性は育ちます。
『デートで行きたくもない居酒屋に連れて行かれた』と嘆くのではなく、まずは自身の見た目を磨きましょう」
ですが、内面と見た目を磨いたとしてハイスペ男性と出会える場所とは!?
「これまでお伝えしてきた内面と見た目を磨き、どんな男性とデートをしても選ばれ告白される
“全方位モテ無双モード”に仕上がれば、
『どこで出会えますか?』という悩みは消滅します。実際に、ある40代の受講生さんは東京・有楽町駅から銀座の百貨店に行くまでのたった数分間のあいだに、2人の紳士からナンパされたそう。出会いの方法を探すより、まず
『いつでもどこでも選ばれる自分』になれば、日常が出会いだらけになるのです」
信じられないかもしれませんが、筆者の知人女性にも数人います。本記事と
過去の4記事で紹介した条件をすべて満たしていて、合コンではモテまくり、道を歩けば何人もの男性にナンパされていた女性たちが。
飲み屋でお酒を飲んでいるだけで何組もの男性にナンパされるので、筆者がお断りすると、男性陣に「お前じゃないよ!」という目で何度見られたことか……。筆者が合コンの幹事なのに、一度も男性陣から話しかけられない合コンを幾度開催したか……。それでも、性格がいいうえに見た目も美女なので誘わずにいられないのです。結局、彼女たちはハイスペ男性と結婚しました。
もしあなたが是が非でもハイスペ男性を捕まえたいならば、「案ずるより産むが易し」の精神で、まずはハイスペ総研のセオリーに従ってみてもいいかもしれません。
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“ハイスペ男性”の生態を知る vol.5―
<ハイスペ男子総合研究所 取材・文/内埜さくら>