バッテリーや操作性にも優れた移動を快適にする最強アイテムたち
続いて紹介するのは激安の電動乗り物。

テクニカルライター板倉正道氏おすすめのMEGAWHEELS
コロナ禍で密閉感のある電車には抵抗が増え、電動乗り物で移動する人が増えた。しかし、電動乗り物はいまや多種多様なものが販売されていて、どれが本当に激安かつコストパフォーマンスに優れているのかの判断が難しい。そこでテクニカルライターの板倉正道氏に話を聞いた。
「EVモビリティ(電動乗り物)でいま最もオススメなのは電動キックボードの
MEGAWHEELS。道交法上、そのままでは公道利用ができないのですが、使用ができるように手続きをすることも可能。フロア面に配置したバッテリーや操作性は他の格安電動キックボードよりも優れていますし、なによりEVモビリティでは2万円台と最安です」
現在はナンバー取得、原付免許の所持などハードルもあるが、手続きなく乗れるよう今後の法改正にも期待したいところ。
「実際は、普通のキックボードと一瞬では区別もつかず、公道でそのまま走っても低速度での走行なら見逃されることも多いようです。公道使用のハードルを考えるなら、キックボードより値段は上がりますが、2位以下に挙げた自転車かバイクがオススメ。自転車はアシスト機能付きモデルなら公道でも乗れます。
今回挙げたものはどれもそれぞれの相場でいえば激安。倍以上価格が違うものもあるので、価格と性能をしっかり確認して購入を検討してみてください」
どの電動乗り物を選ぶにしても道交法を厳守して、安全に乗りたいところだ。
1位 MEGAWHEELS 2万7499円
低重心タイプの電動キックボード。1回の充電で13㎞ほどの走行が可能。アフターパーツの販売もあり、カスタマイズすることも可
2位 PELTECH 5万9800円
フロントインホイールモーターにより、引っ張られるような加速が魅力的。オートライトや、ディンプル錠など細かい気配りも

PELTECH
3位 AIJYU CYCLE 6万3800円
大容量バッテリー、軽量アルミフレーム採用のスポーツモデル。信頼性の高いとされるSHIMANO製の変速機を搭載している

AIJYU CYCLE
4位 XEAM REET 13万4800円
国内メーカーが開発した電動原動機付自転車。搭乗には免許が必要だが、家庭用コンセントでも充電可能で非常にエコなバイク

XEAM REET
5位 S-PRO 7万9800円
旧セグウェイが開発した電動スクーター。脚と体の重心移動で操縦が可能な次世代モビリティ。学習機能があり近未来感も味わえる

S-PRO
※価格は全て原稿執筆時のものです
お得度……★★★★☆(5点満点中4点)
<Good>走行感もよく、近場の移動が快適になる
<Bad>公道使用のための手続きがやや面倒
<取材・文・撮影/激安商品取材班>