コロナ下のオンラインお見合いで、交際・成婚率がアップしているワケ
キレイになりたい皆さま、こんにちは。美容活動、略して「美活」も2年目に入ったにらさわあきこです。
美活をしていると、そこかしこで婚活女性に出会うのですが、最近の婚活はコロナ前とは少し事情が変わってきているとか。そこで結婚相談所の関係者たちにも話を聞いてみたところ、オンライン婚活の登場で大きな変化があったというのです。
婚活業界最大手のIBJでは、2020年に9732組(19464名)が成婚。IBJ広報の椎名さんによると「1万組に迫る過去最高の成婚カップルが誕生した」とのことでした。
一体、どこがどう変わったのか、最新お見合い事情をリポートします。
「オンラインでのお見合いシステムができてから、成婚率が上がったんですよ」と教えてくれたのは、結婚相談所salon de JUNO代表カウンセラーの佐津和陸(さつわ・むつ)さん。
佐津和さん曰く「最初のお見合いをオンラインで行った場合、対面でお見合いした場合よりも、交際に進む確率がぐっとあがっているんです」
なんと! どうしてオンラインだと、成婚率が上がるのでしょうか?
「オンラインのお見合いでは、お相手のルックスに対してのハードルが下がると言いますか、見た目だけでNOとジャッジすることが減ったと言われています。
オンラインではお相手の顔だけでなく、自分の顔も見えますよね。相手の姿と同時に自分の姿も見えることにより、客観的にお互いの釣り合いを見てOKした、という興味深いアンケート結果が出ているそうなのです。
また、オンラインでは背景と照明を自分でコントロールできますので、服装、メイク、照明、背景(リアルでもバーチャルでも)の調和を事前に確認・調整することで、ベストな自分で相手に会えるというのも利点の一つです」
佐津和さんによれば、相手の服装や髪型などがキマっていないと「つい断りたくなる」という女性も実際多いというのですが、それは本当にもったいないとか。
「服装や髪型は後からいくらでも変えてもらうことができるので、婚活においては、お相手の価値観や結婚後のビジョンなどを徹底的に確認し、パートナーとして一緒に歩めそうかどうかを判断するのが大事です。オンラインのお見合いでは、そうしたお話もリラックスした状態でできるのではないでしょうか」
佐津和さんは開業前からプライベートでも成婚カップルを多く出してきたというのですが、説得力がありますね。
