アラフォーの筆者世代には、CMやドラマなどで
素敵な女優さんが、お風呂上がりに髪をタオルでバサバサ乾かしているイメージが強くインプットされているかと思います。正直、筆者はかなり憧れていました。しかし、これは美髪のためにはオススメしません。

タオルでそっと包み、水分を吸収するイメージで。
何度も言いますが、キューティクルは濡れると開いて、乾くと閉じる。つまりタオルドライ時には開いていますので、摩擦に弱い状態。
バサバサドライは傷んでしまいますので、
タオルでそっと包み、水分を吸収するイメージで行ってください。また、この後のドライヤー時間を最短にするために、できる限り水分は取り除きましょう。
タオルドライが終わった段階でも髪はまだ濡れていますので、キューティクルは開いています。髪は元々高温でダメージを受けますが、濡れてもっと弱い状態になっていますので、温度設定に気を付けましょう。できれば80度くらいがおすすめですが、温度設定ができないドライヤーの場合は、ドライヤーの風口を髪から離して使えば、熱風が髪に届くまでに少し冷えますので、調節になります。
乾きにくい根元からはじめ、毛先の方へと乾かしていくと効率がよく、オーバードライ(乾いた髪をもっと乾かしてしまうこと)の予防にもなります。

ドライヤーの風は上から下へ。
また、キューティクルは根元から毛先の方向へ重なっていますので、
ドライヤーの風は上から下へ、キューティクルを閉じるようにあてていきましょう。
【参考記事】⇒
ドライヤーを下から当てるのが“損”なワケ。意外と知らない「髪の正しい乾かし方」