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性格のせいかと悩んでいたけど…実は「発達障害」だった!そのリアルな悩みとは/漫画『なおりはしないが、ましになる』

人気の漫画家・コラムニストのカレー沢薫氏

『なおりはしないが、ましになる』(以下、『なおまし』)の作者は、漫画家・コラムニストのカレー沢薫。 『アンモラル・カスタマイズZ』『バイトのコーメイくん』などのシュールなギャグ漫画だけでなく、キレ味鋭くスピード感のあるエッセイも人気で、多数の連載を抱えている人気作家です。
著:カレー沢 薫 協力:ドネリー美咲「ひとりでしにたい1」 (モーニング KC)講談社

著:カレー沢 薫 協力:ドネリー美咲「ひとりでしにたい1」 (モーニング KC)講談社

2021年、終活ギャグ漫画『ひとりでしにたい』で、第24回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞を受賞。風呂場でスープ状になって発見された叔母の死をきっかけに、主人公が孤独死・親の介護・熟年離婚などの問題に真正面からぶつかっていきます。深刻なテーマでありながら、遺品のバイブ問題や母親とのヒップホップ対決などのカレー沢要素満載。なるべくなら見て見ぬふりしたい問題に、笑いながら向き合える作品となっています。

性格のせいだと思い長年悩んでいたが、実は発達障害だった

『なおまし』は、コミュニケーションがとれない、興味がないことは一切できない・こだわりが異常に強いなどの「困りごと」を抱える作者自身が主人公。「著しく怠け者で自己中心的な性格なだけかもしれない」と長年思い悩んでいたさまざまな特徴が、実は発達障害の特性だと判明します。
なおりはしないが、ましになる

©カレー沢薫/小学館

「不注意型ADHD(注意欠如、多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)の傾向あり」と診断を受け、中国地方から飛行機で(!)通院を開始。ADHDの薬を処方してもらったり、月一回の集会に参加して同じ発達障害の人たちの体験談を聞くなどして、「ましになる」よう少しずつ手探りで進んでいきます。 「なおまし」の監修を務めるのは、カレー沢氏の主治医でもあるメディカルケア虎ノ門理事長の五十嵐義雄。五十嵐氏の解説コラムにより、作者の体験の背景をより深く知ることができます。
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カレー沢ワールドは、実は数々の「困りごと」の産物?!
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