悲しみに暮れる暇もない、父の葬儀で起きた予期せぬハプニング。「早く終われ」と願うだけ、簡単には解決できない事情が…
お通夜で気づく「異臭」
お通夜の中で、日高さんは、ある異変に気付きます。
「近くのお寺にお願いして、お通夜にお経をあげてもらっていました。それまでは、父が亡くなったショックよりも実際にお葬式の手配に追われて悲しむ暇さえなかったのですが、お通夜を迎えてやっと静かに父を見送れると思ったんです。でも、お通夜の最中、変なニオイがしてきて…」
お経に耳を傾けつつも「なんのニオイだろう」と気になって仕方がなくなってしまった日高さん。
なんともいえない納豆のような異臭が鼻をつき、お寺の住職なのか、それとも葬儀場の何かのニオイなのか、と気になり、お通夜どころではなかったのだとか。
異臭が気になったのは、自分だけではなかった
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