“普通の男”に会えないのは、自分が“普通以下”だから
色々とお話をした結果、美香さんは一人暮らしすることを検討してくれました。
不動産屋に行き、手取り収入の25%の家賃で、通勤時間30分ぐらいで物件を紹介してもらったところ、比較的家賃が安めの区の、ある駅の物件を勧められました。
いろんな物件を見ましたが、独立洗面台、2階以上、オートロック、築浅などの条件を追加していくと予算と合う物件がなくなり、築浅とオートロックは条件から外したそうです。

「
私が“普通”って思っている家は、思っているよりレベルが高かったです。不動産サイトでいい家があって不動産屋にいったら『ちょうど契約成立して、あれは空いてないんです』って言われたんです。不動産屋に来させるためのおとり物件っていうらしいですね。
なんか家探しって、婚活と似てますね」
「普通そうだな、会ってもいいな」はたいてい人気の男性
マッチングアプリのような、事前に条件が見える出会い方では、多くの男性がプロフィールの時点で足切りされます。高望みしているつもりがなくても、
NG要素がなく「普通そう」で「会ってもいいな」と思える男性というのは実は、さほどイケメンでなくても人気男性なのです。
そしてこれは、女性が選ばれる際にも同じなのです。たくさんの女性がいる中で、実家暮らしで自立より趣味やレジャーに課金しすぎている女性って、わざわざ選ぶメリットがないのです。
美香さんに良い出会いがあることを願いたいと思います。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
【関連記事】⇒
「太ってなくて髪もある“普通の”男性がいい」36歳女性のカン違い婚活
【関連記事】⇒
ブカブカの服で婚期を逃していた35歳女性。「普通体型だからMサイズ」というカン違い
【他の記事を読む】⇒
連載「私が結婚できないワケ」の記事一覧はこちらへどうぞ
<取材・文/菊乃>
菊乃
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:
@koakumamt