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“親が宗教信者”な33歳女性、それでも結婚できた理由は。今すぐマネしたい「男性の心をつかむ言葉」

恋愛・婚活コンサルタントの菊乃です。 これまで1000人以上の「出会いがない男女」の相談に乗ってきた筆者ですが、かつては髪もボサボサで化粧もしない“完全なる非モテ”。「人は変われる」を自ら実践し、多くの方々の「もったいないところ」をご指摘してきた経験から、誰も言ってくれない「恋愛に役立つリアルな情報」をお伝えします。
宗教のイメージ

写真はイメージです(以下同じ)

宗教信者を親や祖父母にもつ「宗教2世・宗教3世」の存在とその苦悩は、2022年7月の安倍元首相銃撃事件をきっかけに、世間に注目されるようになりました。彼/彼女らが抱える生きづらさの中に「結婚しにくいこと」もあるといいます。当事者の女性に話を聞きました。 【前回記事】⇒宗教3世として生きる女性「結婚したいのに怖がられる」苦悩。婚約破棄になった“予想外の理由”

宗教3世に“信者以外との”結婚は難しい?

新興宗教“A”の信者夫婦の間に生まれ、祖父母も熱心なAの信者。いわゆる「宗教3世」として育ってきた由美さんは、子どもの頃から教祖の伝記アニメを見たり、お祈りをしたりして育ちました。社会人になり、宗教に矛盾を感じ始めるようになって信仰から距離を置き始めますが、周囲とのトラブルを避けるために脱会はせず籍は残しています。 20代後半のころに、付き合った彼氏と婚約。宗教のことも打ち明け受け入れてもらったものの、最終的には価値観や金銭感覚の不一致で婚約を破棄することに。宗教2世や3世の婚活は厳しいと言われていますが、宗教以外の理由でうまくいかないことだって当たり前にあるのです。 そんな由美さんが「信仰のない男性」と出会うため、結婚相談所に入会した結果どうなったのかを取材しました。そこには、意外な結末が待っていました。

結婚相手に望んだ「4つの条件」

宗教3世であることは、付き合う前に相手に伝える。そう決めて結婚相談所に入会した由美さん。当時33歳でした。
宗教3世の由美さん(仮名)

宗教3世の由美さん(仮名)。結婚相談所で活動していた時の写真

「相手に希望する条件は“4つ”で婚活しました。まず、『首都圏在住』で『年収400万円以上』であること。それから、親が選挙前に干渉してくる可能性が高いので、『私の親の前だけでは、支持政党を合わせてほしい』ということ。選挙自体はだれに投票してもいいし、そこは自分で決めていいと思っています。 そして、『神社仏閣巡りが趣味』ということです。これは、宗教Aのことを話すときに神社とお寺の区別がつかない方ではきっと理解されにくいと思ったためです。 学歴や体型には全くこだわりませんでした。それで、高卒で年収700万円の夫と知り合い、結婚しました」
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婚活を始めて2カ月後に起こったこと
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