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今どきPTAは必要なのか?旧体制すぎる組織に疑問視する声も

いつも「ガマン大会」に負けてしまうのは…

頭を抱える女性「わたしだって喜んでやりたいわけじゃないですが、いい大人が役員を避けるために何十分も下を向いているって、傍から見たら変な感じですよね。この場面を子どもが見たらどう思うんだろうなって、情けない気持ちになってきちゃうんですよ。確かに面倒なことも多いですけど、誰かがやれば済む話なら、やっちゃおうって」

PTAのあり方を見直すべき

共働きが当たり前の時代、PTAは本来、子どもたちのために自主的に参加するボランティアのはずですが、いまは一部、強制労働のようになってしまっているのが実情。そんなPTA活動にさまざまな場所で疑問の声があがっています。そのことについて森口さんはこう答えます。 「活動内容の見直しは必要だと思います。誰も読まないようなおたよりの発行だったり、誰も行く人がいない講演のサクラだったり、そんなの必要ある?という悪い慣習が残ったような活動もあります。やることに対して打合せだけ異常に多い『寄り合い』のような活動も疑問に思います。こんなガマン大会を続けず、もっとみんなが気軽に参加できるような内容にすべきだと思います」 すでにPTA活動の負担についてはメディアなどで話題となっていますが、実際に話を伺ってみると、やはり時代の変化とともに、PTAのあり方も本格的に変えるべき時期に来ているようです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <文/塩辛いか乃>
塩辛いか乃
世の中の当たり前を疑うアラフィフ主婦ライター。同志社大学文学部英文学科卒。中3繊細マイペース息子と20歳年上の旦那と3人暮らし。乳がんサバイバー(乳房全摘手術・抗がん剤)。趣味はフラメンコ。ラクするための情熱は誰にも負けない効率モンスター。晩酌のお供はイオンのバーリアル。不眠症。note/Twitter:@yukaikayukako 連載「乳がんドタバタ日記」Kindleで発売中!
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