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元朝ドラ主演・芳根京子に「やる気あるのか!」と怒った人物とは…“お芝居を続けられるか分からなかった”

今の芳根京子は二人三脚で作り上げた

芳根京子さんインタビュー――本作では先生を演じましたが、芳根さんにとって“恩師”と呼べる存在を教えてください。 芳根:デビューの時から担当してもらっていたチーフのマネージャーさんです。とにかく厳しくて誉めない人で、だから誉められた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。 『こういう女優さんになって欲しい』という思いがすごく強くある方だったんですけど、当時、私は右も左も分からなくて、ただがむしゃらに振り返る暇もなく走っているだけだったのですが、その走る道のレールを、全部そのマネージャーさんが引いてくれていました。 “お前は走れ!”と(笑)

マネージャーが芳根さんに与えた“知恵”

芳根京子さんインタビュー――まさに二人三脚ですね。 芳根:7年間お世話になりました。その間、合唱部員を演じて連ドラ初主演を務めた『オモコー』(TBS『表参道高校合唱部!』)も、朝ドラもそうですし、決して自分だけの力ではなく、“なんでこうなったの?”“私はこう思ったからこうしました”とか、本当に二人三脚で試行錯誤しながらやってきました。絶対にひとりでは乗り越えられませんでした。  朝ドラのオーディションを何度か受けていて、そのときの自己PRに“オーディションが苦手なので、オーディションがなくても仕事ができるようになりたいです”と書いたのですが。 芳根京子さんインタビュー――記事で読んだことがあります。 芳根:これも半分はそのマネージャーさんからの知恵です。当時の私ひとりだったら、“そんな文章書いちゃっていい?”と思って実際には書けなかったと思います。でも背中を押してくれました。  今の私のベース、お芝居の取り組み方、現場での居方といった部分は、当時のマネージャーさんと二人三脚で作り上げたものだと思います。
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「やる気があるのか!」と本気で怒られたことも
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