一度だけ不倫した妻に「恥ずかしくないんですか?」“赤の他人”が猛攻撃。妻が返した“特大の嫌味”は|ドラマ『わたしの宝物』
「栞は不倫でできた子どもだった」やっと気づいた冬月は
その後、冬月は、今までの美羽や真琴(恒松祐里)とのやりとりを思い出して、ようやくそのことに気づき、戦慄する。
冬月は再び宏樹に会って、「オレは夏野を救えなかった。彼女を救ったのはあなたです」と断言する。
美羽が守りたい、娘以外のたいせつなものは、何なのか
「あのときからオレ、先に進めない」
さらなる告白にも、美羽のリアクションは薄い。
促されて、美羽はようやく冬月とのことを話し始めたが、そこに宏樹への大きな愛情は感じられない。罪悪感ゆえ、がんじがらめになっているということなのだろうが、観ている側にとっては美羽という人間がよくわからなかった。罪を犯したから、言い訳はせず、自らに罰を課しているのだろうか。
娘の「栞」という名前についても、冬月との思い出がつまった刺繍の栞のことを話してしまうのだが、「死のうとさえ思った」宏樹を、むしろ追いつめているようにしか思えなかった。モラハラ時代の夫への不信感が、彼女をそうさせているのだろうか。彼女が守りたい、栞以外のたいせつなものは、冬月なのか宏樹なのか、あるいは自分自身なのか。
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