
素敵でシンプルな暮らしの最大の敵ともいえるのが、キッチンですよね。調理器具や調味料、食器など、必要不可欠なものばかり。6人家族のhichonさんのキッチンは、それなりにものがあるとはいえ、理路整然としています。
トーンをそろえている、というのがその秘訣。他の部屋と同様に、キッチンアイテムも「白やベージュ、くすみカラー」。hichonさん独自のルールを厳守するからこそ、毎日が輝くのです。
フライパンに揚げ鍋、水切りラックやまな板まですべて白!
探せばあるのだな、と感心しながらもお手入れが大変そう、とつい逃げ腰になってしまいますが、お手入れや掃除をまめにしなければならない、という前向きな行動につながります。
なによりも、白×木製が繰り広げられた空間は、本当に清々しいのです。

hichonさんの食卓は彩りよくまとまっているのですが、意外や意外、食器は最小限に抑えているといいます。
「毎日同じ器を使って『迷い』を減らす」のが目的。ご自身のお眼鏡にかなった食器を見つければ、あとは料理に集中するだけ。
適切な大きさの器に、主菜や副菜を盛り付ける、それだけで食べ過ぎ防止と栄養バランスが叶うのです。
夕食はひとりずつ、お盆にのせて。家族各自がテーブルに運ぶというスタイル。こうすると子供達もお手伝いがしやすいのだとか。
買い物は週に一度、1週間で1万6千円、「300円以上の野菜は買わない」というマイルールも、hichonさんならではのユニークさです。