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唐揚げ専門店が倒産してしまう“決定的理由“。「高級食パンのようにブームが終わったのではない」

台湾唐揚げは“ごほうび”として

私がはまっている「店内仕込みの大鶏排」

私がはまっている「店内仕込みの大鶏排」

 そしてもう一つ、オリジンには高くてもついつい購入してしまう名品が。「店内仕込みの大鶏排(ダージーパイ)」という大きな台湾唐揚げで、他ではなかなか味わえない特別な唐揚げとして、自分へのごほうびやスイーツ代わりとして購入することがあります。  唐揚げは安くてうまいは当たり前になっています。また、飛びぬけたおいしさがあれば高くてもファンがつくことも。  私たちからすれば唐揚げの選択肢が広がる恵まれた時代になっていますが、今後は安さやおいしさに加えて、その店(ブランド)ならではの個性や、食べるときの楽しさなどがシビアに求められるでしょう。そういう点でもますます注目していきたいと思います! <文/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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