「最高」「うらやましい」猫がいる会社の“デメリット”に大反響。キーボード上をお散歩も
いきいきと働ける職場ならば社員のモチベーションは保たれ、業務の生産性も向上するするでしょう。
というわけでご紹介したい、ある会社。ねこ専門の建設業と不動産業を営む「株式会社ねこ家」(大阪府)が開設したXアカウント(@neko_fudosan)を見ると、この職場で働きたくなること請け合いです。
たとえば、「【猫のいる会社のデメリット】仕事中にキャットタワーになることを強いられる」というコメントとともに投稿された画像が最高でした。
パソコン作業中の社員の体をよじ登り、肩や膝の上に鎮座しては凛とする猫たち。一方、人間側はキャットタワー扱いされたことに耐えながら(?)せっせと仕事に励んでいます。いや、これってデメリットというよりご褒美なのでは……?
猫好きの間で「最高」「うらやましい」「理想的」と話題になっている同社に、なにがどうなってこのような職場環境になったのか話を聞いてみました!
お答えいただいたのは、同社の代表取締役・池田建学さんと、Xアカウントの“中の人”である取締役の岡本麻美さんです。
――猫とともに仕事をすることで生じるメリットとデメリットとして、なにがありますか?
池田:メリットとして、「場が和む」はあると思いますね。
――やっぱり(笑)。
池田:仕事を邪魔されるとか一旦置いておいて、癒されます。
――Xでは職場にいる猫たちを「猫社員」と呼んでいましたが、猫が業務を担当する場面もあるのでしょうか?
池田:はい。猫は寝ている時間が長いので、誰かお客さんが来たタイミングに起きていれば普通に来客対応に行きます。
――お客さんは猫が好きな人たちばかりでしょうから、猫が対応してくれたらテンションも上がるでしょうね。
池田:そうですね。「猫はいないんですか?」と、聞いてこられる方もいますし。
――やっぱり、猫に会うのを楽しみに来る方が多いんですね(笑)。
――逆に、猫と働くことで生じるデメリットはありますか?
池田:一番のあるあるですけど、キーボードの上に乗ってきて同じ文字がバーっと羅列されるというのはよくありますね。
岡本:わざとですね、あれは。
――わざとですか!
岡本:わざとですね。普段は来ないのに、パソコンをやろうかなと思ったときに限って、いつも来ない子がキーボードをやたらと渡っていくので「わかって、わざとやっているんだな」みたいな。
――なるほど、「ちょっと意地悪してやろう」的な(笑)。
岡本:「遊んでやろう」みたいな、上から目線ですね。
――「社員もキャットタワーになるのを耐えなきゃいけないのがデメリット」というポストもバズっていました。
池田:それは子猫ですね。大人猫は絶対にそんなことをしないので。小さいときはめちゃくちゃ寄ってきてくれたけど、大人になったらしなくなる子は結構多いです。自我が目覚め、ツンデレになっていくんですね。子猫の場合、お母さんだと思って近寄ってきます。






