「この部屋には何かいる…」リモコンが消える怪奇現象。その“真相”に思わず崩れ落ちた
あなたは自分の部屋で身に覚えのない不可思議な現象が起こったら、まず何を疑いますか?
今回はそんな怖い経験をしてしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。
井口絵梨子さん(仮名・30歳/契約社員)は、健太さん(仮名・34歳/会社員)とお付き合いして2年目になります。
「ですが健太が転勤になり昨年から名古屋に行ってしまったので、今は遠距離なんですよ。だから毎晩LINE電話で話していますね」
そんな夏の暑い日、絵梨子さんが仕事を終え一人暮らしの自室に戻ると……。
「いつもの場所にエアコンのリモコンがなくておかしいなと思いました。私は絶対に毎回サイドテーブルの左端に置くって決めているんですよ」
汗を垂らしながらリモコンを探し回ると、なんと冷蔵庫の中に入っていたそう。
「えっ? と不思議に思いました。昨日はお酒も飲んでいないし、今朝だって余裕を持って朝の時間を過ごして、いつもの場所にリモコンを置いた記憶もちゃんとあるんです」
怖くなり、健太さんに電話をしてそのことを報告すると「考えごとかなにかしていて、ついうっかり何かと間違えてリモコンを冷蔵庫に入れちゃったんじゃない?」と呑気に言われてしまいました。
「私も深く考えても仕方ないかと思ったのですが、その次の日も、帰ったらリモコンがいつもの場所になかったんですよ」
その日の朝はリモコンをいつもの場所に置き、入念に指差し確認をして、さらにスマホで写真まで撮って家を出ていたのでした。そのありえない出来事に「なんで?」と背筋がゾッとしたそう。
「きっとこの部屋には幽霊がいるんだと思いました。やっとベッドの下にリモコンを発見し、手に取った瞬間、全身鳥肌が立ち今までに感じたことのない寒気を感じたんですよね」
その晩も怖くて健太さんに何度も電話しましたが、なぜか出てくれず「今日は仕事仲間との飲み会だからごめん」とメッセージが届き、絵梨子さんは肩を落としました。
「『いちばん近くに居てほしくて、声が聴きたい時になんで?』とかなり気持ちが沈んでしまいました。怖くてなかなか眠ることができず、気がつくともう朝方で、結局フラフラしながら出勤したんです」
一人暮らしの部屋で、リモコンが冷蔵庫に入っていた
井口絵梨子さん(仮名・30歳/契約社員)は、健太さん(仮名・34歳/会社員)とお付き合いして2年目になります。
「ですが健太が転勤になり昨年から名古屋に行ってしまったので、今は遠距離なんですよ。だから毎晩LINE電話で話していますね」
そんな夏の暑い日、絵梨子さんが仕事を終え一人暮らしの自室に戻ると……。
「いつもの場所にエアコンのリモコンがなくておかしいなと思いました。私は絶対に毎回サイドテーブルの左端に置くって決めているんですよ」
汗を垂らしながらリモコンを探し回ると、なんと冷蔵庫の中に入っていたそう。
「えっ? と不思議に思いました。昨日はお酒も飲んでいないし、今朝だって余裕を持って朝の時間を過ごして、いつもの場所にリモコンを置いた記憶もちゃんとあるんです」
怖くなり、健太さんに電話をしてそのことを報告すると「考えごとかなにかしていて、ついうっかり何かと間違えてリモコンを冷蔵庫に入れちゃったんじゃない?」と呑気に言われてしまいました。
きっとこの部屋には幽霊がいるんだ
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