44歳・元テレ朝アナ「家族4人でのハワイ移住」を報告。“大きな壁”と不安を明かす
“一家の大黒柱”を引き継ぐ不安もあるけれど…
そして、今――。
「ビザ」「子どもの教育」「住宅の確保」。この3つの壁をなんとか乗り越え、ようやく、家族でハワイに到着しました。「ハワイ移住」と聞くと、周囲からは「いいな」「憧れる」と言ってもらえることが多いのですが、実際には楽しみと同じくらい、不安もあります。
これまで夫が担ってくれていた“一家の大黒柱”という役割を、今回は私が引き継ぐ形になります。夫にもキャリアの一部を手放してもらい、私の決断に家族がついてきてくれる。そのことへの感謝とともに、「家族を背負う」という責任の重みを強く感じています。
年単位で海外に住むのは、私にとっても初めての経験。どんな日々が待っているのか、正直まだ想像もつきません。
そんな中、ある方からいただいた言葉が心に残っています。
「家族との生活を考えるうえで、いちばん大切にしているのは“自分がご機嫌でいること”なんです」
その言葉を聞いて、はっとしました。私自身も、まずは“自分がご機嫌であること”を大切にしていこう。母である私がご機嫌であることが、きっと家族も、仕事も、より良い方向に動いていくのではないかと感じたのです。
40代という、人生の中でも大切な時期。このかけがえのない時間を、家族とともにハワイで過ごしていきたいと思います。
まだ荷物の整理も終わらず、バタバタの毎日ではありますが、ハワイに無事着いたら、みなさんにも現地の魅力をたくさんお伝えしていきますね。
それでは最後に、ハワイの言葉で。「Mahalo(マハロ)!」この言葉を今回の締めくくりとさせてください。
【Voicyで聴く】⇒音声版「大木優紀の旅の恥はかき捨てて」
<文/大木優紀>大木優紀
1980年生まれ。2003年にテレビ朝日に入社し、アナウンサーとして報道情報、スポーツ、バラエティーと幅広く担当。21年末に退社し、令和トラベルに転職。旅行アプリ『NEWT(ニュート)』のPRに奮闘中。2児の母
この連載の前回記事


