出会い方によって若干の差はあるのですが、2回目デートに進む割合は2～3割程度です。初デートでは、男性は8割ぐらいが「また会いたい」と感じます。ですが実際に2回目デートに進む割合と大きく差があるのは、2回目デートの決定権はほぼ女性にあるということなのです。 　ところが今回、久美子さんは相手の男性から断られてしまいました。 　マッチングアプリのような出会い方の場合、断られる理由1位は写真詐欺です。加工したり若いころのキレイな写真で登録したりすれば、実物とは別人になってしまいます。 　しかし、久美子さんがプロフィール写真に登録しているのは加工していない写真です。 　問題は、写真の不鮮明さにありました。遠くから撮った写真のため、あまり顔がわからないのです。 　写真詐欺ではないのですが、そうした顔が分かりにくい写真では、真面目に相手探しをする男性とマッチングしにくいのです。ヤリモクらしき男性から「いいね」が来るのは、そうした写真だからでしょう。 「写真詐欺ではないけど、この顔が分からない写真は男性から見たら不真面目な印象です。だから、真面目に相手探しをしている男性が寄ってきにくいんですよ」 「そうなんですか。こういう写真の男性もいるんですけど」 「じゃあ、そういう男性にあえて自分から『いいね』しますか？」 「自分からはしないですね」