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冬のバチッ!を招くのはこれ。静電気を起こしやすい“服のNG組み合わせ”。犯人はニットだけじゃなかった

静電気が生まれにくい組み合わせ

 静電気を発生させにくい環境としておすすめなのは、同じ要素を持つ素材同士を組み合わせることです。ポリエステル×ポリエステル、ウール×レーヨンなど、帯電しやすい素材であっても同じ要素を持つもの同士ならビリッと電気が走るような放電は起こりにくいです。また、反発し合う素材の間に、綿のインナーなど、帯電を生まない素材の服をはさむのもOKです。 乾燥する冬の静電気対策 例えばウール(+)のシャツに、綿ニットを重ね着。アウターにポリエステル(−)のコートなら、綿ニットが緩衝材となって静電気を起こしにくくしてくれます。

静電気が生まれないための対策

 素材の組み合わせ同士に気をつけていても昨今は、綿100%、ポリエステル100%といったアイテムばかりではなく、様々な素材が混合された服が多いです。そのため、素材選びだけで静電気の発生を完全に防ぐことは難しいので、静電気が発生しにくい対策も行っておきましょう。以下のポイントに気をつけるとよさそうです。 ・保湿対策を行う ・帯電防止加工素材のある商品を選ぶ ・手すりやドアノブを触る前に壁を触り、指先ではなく手のひらでつかむ ・洗濯に柔軟剤を使用する ・クリーニング店で静電気防止加工を依頼する  このような方法をいくつか取り入れるだけで、服における静電気の発生は極力防ぐことができます。
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こまめな保湿と水分補給も忘れない
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