
「週明けになると、デスクの上に好きなバンドのライブのグッズを置く先輩がいます。しかもタオルとかTシャツとかかなり目立つ感じのものばかり。誰かの
『LIVE行ったんですか?』発言を待っているんです。でも聞こうものなら、永遠とバンドトークが始まり仕事の邪魔なので、最近は誰もつっこみません。正直面倒くさいです」(31歳・事務・男性)
「月曜の朝に、けだるそうに『週末遊びすぎちゃったよ~』とか『あ~、筋肉痛』と言う女の先輩がいます。
聞いてほしいオーラ全開なんですけど、『プライベート充実してると仕事もはかどるよ!』とうざいアドバイスをしてくるので誰も週末のことを聞き出そうとしません」(29歳・教育・女性)
充実して自分が納得しているなら、まわりを巻き込まないでくださいと思わず言ってしまいそうになるオフィスかまってちゃん。心底どうでもいいかまってちゃんぶりに自分の仕事が忙しいときは殺意も湧いてきそうです。
「組織発表の前に、ちょっとした情報を流してくる人がいます。しかも
とある人から聞いたんだけど、と情報通を匂わせてきます。他にも社内恋愛とか派閥争いとか『俺は知ってるよ』という態度で匂わせてくるから正直、面倒臭いです」(37歳・マスコミ・女性)
社内で顔が広いアピールをして、ちょっと聞いただけの情報を流すのがこのタイプのオフィスかまってちゃん。自分が話題の中心に常にいたいという心理から社内の情報通をきどります。
このようなオフィスかまってちゃんに「いい加減大人なんだから、そこは黙って仕事しようよ」という正論を言ってはいけません。あなたも彼らの不幸エピソードに出てくる悪い同僚の一人として語り継がれてしまいます。
「大変だったね」「がんばったね」「すごいね」とまるで子供をあやすかのよううなキーワードを並べてとっとと、切り上げるのが得策だと言えるでしょう。
<TEXT/瀧戸詠未>