今さら『君の名は。』にハマるとモテるワケ
中高時代の4軍男子(非モテ)から這い上がった経験をもとに、恋愛をロジカルに分析するコラムニスト・堺屋大地です。
新海誠監督の映画『君の名は。』、大ヒットしてますよね。興行収入は約190億円(2016年11月22日現在)を記録し、まだまだその数字は伸び続けそうですから、間違いなく日本映画史に名を刻んだ作品となっています。私事ですが、堺屋は劇場で3回観て、いつもラストでボロ泣きしています。
さて、そんな『君の名は。』の公開が始まったのが2016年8月26日。もう公開開始から数カ月が経っていて、さんざん騒がれ続けていますから、
「まだ観てないけど、ここまで話題になると逆に観る気なくなる」
「ちょっと気になるけど、今さら劇場行くのって何だか恥ずかしいよね」
こんなふうに考えて、敬遠している人も少なくないのではないでしょうか。
――はい、ということで、今回の本題 兼 結論を申し上げます。
【モテたいなら、あえて今さら『君の名は。』を観て、ドハマりしたと公言すべし】
今さら『君の名は。』を観たことを高らかに宣言するのって、ブームに乗り遅れた感じがしてちょっと恥ずかしいですよね。わかります。
しかも、『君の名は。』は端的に言えば高校生男女の純愛物語なので、誤解を恐れずに言えば、そんな青臭そうな映画にドハマりしていることを宣言するのも、いい大人の女としてはちょっと恥ずかしい。わかります。
でも、だからモテるんです。
たいていの男は、まったく隙のない完璧美女は口説けません。臆してしまいますから。隙のある女の方を好きになる、口説きたくなるものなんです。もうおわかりですよね?
そうです、大人の女がブームに乗り遅れながらも今さら観て、高校生男女のラブストーリーにドハマりする……その“恥ずかしい行為”が“隙”になり、モテに繋がるんです。
“恥ずかしい”が“隙”になる
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