「柄×柄」の服を合わせるテクニックとは?
「赤・ネイビー・白・黒の花柄」には「白黒のストライプかボーダー」
日本のキモノは柄物と柄物を合わせるものがほとんどです。私たちはそんなキモノ文化の中で育ってきたのですから、柄物と柄物を合わせるのは得意だったはず。 ただ、能力というものは使っていないと退化するもので、柄物同士を合わせるのをやめてしまったことや、黒1色のコーディネートの大流行したこと、すべての色がはっきりとは見ることができない蛍光灯下での生活など、色に関する感性が大分退化してしまったようです。 何でもそうですが、色を見分ける能力も訓練すれば、それなりに獲得することができます。優れた絵画を見る、花の色を見分ける、もちろん生地屋で生地を見るのも、手芸屋で毛糸や刺繍糸を見るでも構いません。単純化された色の世界から、より繊細で複雑な色の世界へ自分から積極的に入っていきましょう。 そうしていくうちに、色も見分けられるようになり、キモノの柄合わせのような、高度な柄物と柄物の組み合わせもできるようになっていくことと思います。 <TEXT/小林直子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【小林直子】
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。新刊『わたし史上最高のおしゃれになる!』は発売即重版に小林直子
ファッション・ブロガー。大手ブランドのパターンナー、大手アパレルの企画室を経て独立。現在、ファッション・レッスンなどの開催や、ブログ『誰も教えてくれなかったおしゃれのルール』などで活躍中。著書『わたし史上最高のおしゃれになる!』など。
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