「ノーベル賞より高須平和賞だよ!」高須院長、インドでの授与式に飛ぶ
カズオイシグロ氏が受賞した2017年ノーベル文学賞に続き、ノーベル平和賞は国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」に決定しました。
時には「政治的すぎる」と批判されることもあるノーベル平和賞に対抗して、今年、平和賞を創設した人がいます。それは、あの高須クリニックの高須克弥院長です。
2017年「高須平和賞」の初代受賞者は、チベット亡命政府のロブサン・センゲ大統領!
10月5日には亡命政府があるインドのダラムサラで授与式が行われ、高須院長とパートナーの西原理恵子さんも出席しました。なぜ今、高須平和賞をつくったの? 高須院長に直撃しました。
――高須平和賞は、やっぱりノーベル平和賞を意識しているんですか?
高須「それはあるね。
2016年のノーベル文学賞がボブ・ディランに決まったとき、しばらく彼がシカトして、『受賞拒否か』と言われたでしょう? 僕は、さすがボブ・ディランだ、と思ったの。だってノーベル賞なんか、ダイナマイトという戦争の道具で儲けたノーベルが、自分の名誉のために作った賞だからね。
ところが結局、ボブ・ディランは受賞しちゃってガッカリ。じゃあ、僕が医療で平和的に稼いだお金で、賞をつくろう、と。
特に、ノーベル平和賞は人選が偏ってるから、本当に世のため人のために尽くした人に賞をあげようと思ったわけ。受賞者は僕ひとりで決めるんです」
――よけいに偏りそうな気が…。院長は長らくチベットを支援しているから、初代受賞者はチベット亡命政府のロブサン・センゲ大統領なんですね。
高須「ホントは同時にリチャード・ギアにも賞をあげたかったんです。彼は、チベット支援と反中国を公言してるせいで、中国マネーが流れ込んでいるハリウッドで干されているからね。でも、今回は本人と連絡がつかなかった」
――賞は、純金のメダルと、1000万円、そして高須クリニックでの永久整形治療権だそうですね。
高須「そう。ノーベル賞のメダルは中が18金で表面だけ24金だから、高須平和賞は全部24金で、直径もノーベル賞のメダルより少し大きいんです。表が僕の横顔で、裏はサイバラが書いた僕たち2人の絵ね。
製造コストは400万円ぐらいかな。金型つくるのに、びっくりするほどお金がかかった…」
――授与式はいかがでしたか。
高須「チベット亡命政府の全閣僚が出席して、歓迎してくれましたよ。同時通訳付きで演説もして、『チベットの繁栄に必要なのは武力ではなく教育です』という話をした。亡命政府の教育省に行ったら、今年は5人がインドの大学の医学部に入学するというので、『学費はまかせてください!』と言ってきました。
あと、ダライ・ラマ法王にも謁見(えっけん)できた。日本から来た僕の労をねぎらって、ほっぺをなでてくださったよ」
10月7日に無事帰国した高須院長。高須平和賞の決定&発表時期も院長の一存で決まりますが、年に1人は選出するだろう、とのこと。世のため人のために頑張ってる人は、高須院長にアピールしてみては?
とりあえず、リチャード・ギアさん、賞を授与したいので高須院長のツイッターにメッセージください!
<TEXT/女子SPA!編集部>
【高須克弥氏・プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。著書多数、近著は『ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』
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ノーベル賞のメダルより大きくて立派だよ
ダライ・ラマ法王がほっぺをなでてくださった
高須克弥
【プロフィール】
1945年生まれ、医学博士。高須クリニック院長で美容外科の第一人者。最新の美容技術を、自ら試して普及することでも有名。近著は『ダーリンは71歳 高須帝国より愛をこめて』、『炎上上等』、続編で最新刊の『大炎上』など