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デート下手、コミュ障…どんな男性でも許せちゃう「魔法の言葉」とは?

「彼を大好きないい女」を演出するテクニック

 本書の後半には「気配り55論。男から勝手に好かれる『気配り』演出法」が載っています。55論をすべて習得すれば、銀座でナンバーワンになれるか、あるいは彼の母親になれるでしょう。1つ1つまじめに読むと呆れそうになりますが、そもそも男性は6歳児ですから、これくらいは目をつぶらないといけないのかも。 テレビを見るカップル たとえば「彼がカッコいいと思っている人や、尊敬する人の話が出た場合は『あなたに似ているわね』と伝えてあげる」。たとえ六角精児似の彼がディーン・フジオカを尊敬していたとしてもです。  大切なのは事実を伝えることではなく、彼に好かれること。ふとした瞬間に「あ! 今の角度、ディーン・フジオカに似てた!」と伝えれば、「ウソつけ、全然似てねえよ~」と照れながらも「こいつ俺のことがそんなに好きなんだな、かわいいやつ」と思ってくれるはず。 「彼が誰かに対して怒っている場合は、『私が殴ってきてあげる!』と言う」という演出も使えそうです。もちろん本当に上司を殴りに行く必要はありません。彼の愚痴を聞いて、論理的なアドバイスを返すのはナンセンス。共感して、一緒にかわいく怒ってあげるのがポイントなのです。  妙な突っ込みを入れてしまいましたが、要するにこのくらいの気概を持って男性に接するべし、という55論ですね。心配しないでください、「セックスが終わった直後は、彼から近づいてくるまで自分からはベタベタしない」といった、実行しやすいものもあります。  男性も女性も熟知した元ホストが記した本書には、共感する部分とリアリティが満載。多少、過剰な部分もありますがそこは読み物として、運命の相手を探すツールとして利用してみてはいかがでしょうか。 ―「婚活してる男性」ってどんな人? vol.14― <TEXT/森美樹、女子SPA!編集部> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
森美樹
小説家、タロット占い師。第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『私の裸』、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)、『わたしのいけない世界』(祥伝社)を上梓。東京タワーにてタロット占い鑑定を行っている。X:@morimikixxx
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