「就業後に新しいワンピースに着替えて、課長にチョコレートを渡しに行きました。告白は何人か社員が残っていたので、直接言うのではなく手紙で伝えることに。
LINEのIDと電話番号を書いた紙を入れて、さりげなく課長に渡したんです」

それから3日間経っても課長の返事はありませんでした。
「毎日会社で顔合わせるのにすぐに返事をよこさないって気まずくないのかな? と思いましたね。
何日待っても返事がこないので、思い切って会社帰りに待ち伏せすることにしたんです」
課長が会社から出たところを呼び止めた志穂さん。思い切って返事を聞いてみました。
「
課長からは『ごめんなさい』と言われました。理由を聞かないと納得できないので教えてほしいと言ったんですが『社員の立場として話すことじゃないから』と教えてくれませんでした。どうしても聞くまで納得できないと伝えると、なんと『結婚してる』と言うんです。
聞くと1年前に出向で今の部署に来ることになったのですが、子どもが幼稚園に入園したばかりだから単身赴任で来たのだとか。
奥さんも子供もいるのに、あんなに優しくするなんてどういうつもりだったんだろう? と思いましたね」
だが、志穂さんはそれぐらいじゃ引き下がりませんでした。
「どうしても諦められなかったので『
課長が良ければ奥さんと離れている間だけでも一緒にいたい』と伝えたんですが結局、なだめられてその日は帰りました。でも、返事はまだもらっていないんです。ちなみに派遣はクビになってないので、もしかしたらまだ可能性はあるかもしれませんよね」
ここまで思い込みが激しいともはやアッパレ。でも人の家庭を壊すような真似だけはくれぐれもやめましょう。
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シリーズ「結婚を逃す女性のため息」vol.3――
<文/結城>
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【結城(ゆうき)】
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