憧れの街で暮らしたら…ごみが散乱、泥酔者が集まるトンデモ物件だった
ごみが散乱、夜中の3時に大声……なぜ!?
他にも夜中にずっと上の部屋から騒ぐ声が聞こえる、隣の住人が酔っ払ったのか家を間違えてリホさんの部屋のドアを朝方ガチャガチャ開けるなど……。連夜の住人の騒音に寝不足が続いたリホさんは、ついに身体を壊してしまったそうです。
「結局、わずか半年でそのマンションを出ることになりました。今は同じ新宿区の少し離れた住宅街に住んでいます。新大久保からは離れてしまったけど自転車で行ける距離だし、何より住人のモラルがあって夜静かなのに越したことないです(笑)」
それぞれ生活があるのでしょうけれど、モラルがないのは困りますよね。このような人達が多く入居する物件を見分けるにはどうすれば良いのでしょうか。不動産関係者に話を聞いてみました。
「西新宿や新大久保など繁華街から近いエリアは、水商売の寮が入っている物件は多くあります。見分け方としては保証人の欄を見ることですね。保証会社OKと書いている物件は、保証人が立てられない水商売の方でも借りられるということです。また、頭金が0または異常に安い物件も水商売の人が多く入居している可能性があります」
住人と直接のトラブルはなかったというリホさんですが、周りの住人と生活時間が合わないことがトラブルに繋がるケースもありますよね。もちろん水商売の方がすべてモラルゼロということではありませんが、繁華街の近くに引っ越しを考えている人は、隣人がどういう人たちかを見極める必要がありそうです。
――シリーズ「格安物件の落とし穴」vol.2――
<文/結城>
⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【結城(ゆうき)】
恋愛ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer結城
ライター・社会取材系。子育てや家庭問題、現代の生きづらさなど、社会の現実に根ざしたテーマを取材し、読者に考えるきっかけを届ける記事を執筆。
1
2


