人の食事に説教…会社の“ダイエット押し付けおばさん”がウザすぎる
「実際にダイエット部に入れられたメンバーは開き直って、『私、もうデブでいいでーす!』と言ってフェードアウトするか、Nさんと会わないようにこそこそ仕事をしていました」
優衣さんもそうするわけにはいかなかったのでしょうか。
「私は、仕事上でNさんとがっつり同じプロジェクトに入っていたので、ダイエット部からは逃れられませんでしたね。それがストレスで、痩せるどころか太っていったんです。『〇〇さんは最近太った・痩せた』とか他人の体重話を聞かされるのも本当に嫌で、異動すら考えるようになりました。
運良く、4月のタイミングで異動ができてNさんとは離れました。そこからはストレスもなくなり、痩せました」
ダイエット部から逃れて痩せる。なんとも皮肉な話です。
「劇的に痩せたことで強烈な成功体験を植え付けられたNさんにとって『痩せた・太った』は人生の超・重要事項になり、それで他人に口を出すほどまでになっていったんだと思います。ダイエットって怖いですよね」
優衣さんは切なそうに語ります。「そもそも、女性みんなが痩せたいと思っているわけではないですからね。本当に迷惑でした」
まさにダイエットが招いた迷走とも言えるかもしれません。
―シリーズ ダイエット“悲喜こもごも”体験談 vol.17―
<文/瀧戸詠未 イラスト/ただりえこ>
優衣さんもそうするわけにはいかなかったのでしょうか。
「私は、仕事上でNさんとがっつり同じプロジェクトに入っていたので、ダイエット部からは逃れられませんでしたね。それがストレスで、痩せるどころか太っていったんです。『〇〇さんは最近太った・痩せた』とか他人の体重話を聞かされるのも本当に嫌で、異動すら考えるようになりました。
運良く、4月のタイミングで異動ができてNさんとは離れました。そこからはストレスもなくなり、痩せました」
ダイエット部から逃れて痩せる。なんとも皮肉な話です。
「劇的に痩せたことで強烈な成功体験を植え付けられたNさんにとって『痩せた・太った』は人生の超・重要事項になり、それで他人に口を出すほどまでになっていったんだと思います。ダイエットって怖いですよね」
優衣さんは切なそうに語ります。「そもそも、女性みんなが痩せたいと思っているわけではないですからね。本当に迷惑でした」
まさにダイエットが招いた迷走とも言えるかもしれません。
―シリーズ ダイエット“悲喜こもごも”体験談 vol.17―
<文/瀧戸詠未 イラスト/ただりえこ> 1
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