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彼は一族で新興宗教の信者だった。彼の母の“コワ~い一言”で別れを決意

 イケメンで高給取りで彼女ナシ――速攻で飛びつきたくなる相手ですが、彼女がいないのは何か理由があるかもしれません。  派遣社員のY子(28歳)さんは、以前の派遣先の会社でとってもハイスペックな男性に巡り合ったそうです。ルックスは岩田剛典っぽい爽やか系イケメン。性格も温厚で周囲の人望も厚い、しかも勤め先は一流企業と呼ばれる某メーカーで、営業を担当していました。
一目惚れした男性をゲットした女性

写真はイメージです(以下同じ)

「本当に素敵な人で、ほぼ私の一目惚れに近いですね。並み居るライバルの女子社員たちを蹴散らして、どうにか彼女のイスを手に入れた夜は、自宅でひとりハイボール缶で祝杯を挙げましたよ(笑)」  しかし、そんな彼になぜ長年彼女がいなかったのか……その理由は付き合い始めた週の金曜日にハッキリとわかりました。

新興宗教にどっぷりハマっていた

 花金デートの最中、彼は「申し訳ないんだけど、土日は絶対に会うことができない」とY子さんに告げたのです。 「絶対、ですよ? そこまで豪語されるなんてプライベートで会うのを拒否されてるみたいじゃないですか。『それがあって今まで女の子と長続きしなかったんだ』って言ってました。でも、私は存外しつこいタイプだったので、その理由を無理やり聞き出したんです」 新興宗教にハマる彼氏 Y子さんが問い詰めると、彼は渋々ながら答えてくれました。なんと彼は家族どころか親戚一同がとある小さな新興宗教に入信していて、土日はそこでの修行に時間を費やしているとのこと。Y子さんは驚きながらも、それについては了承したと言います。 「まあ、信仰は自由ですし私がとやかく言う話ではないなと思ったんです。現に彼はとても優しくて素敵な人で、平日の夜はなるべく一緒にいてくれるし、連絡もマメだし問題ないかと思ってたんです」  2人の仲は順調に深まり、自然と「結婚」を意識するようになります。当然、そうなってくると彼の信じている宗教についてがY子さんも気になってきました。自分ももしかしたら入信した方がいいのではないか、と。 「でも彼は『そんなことを無理にする必要はない』と私の意思を尊重してくれたんです。だったらいいかと気軽な気持ちでいたのですが、彼の両親への挨拶で事態はそう簡単なものでは無かったことに気が付きました」
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「宗教は自由だから、入信する義務はありませんよ。でも…」
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