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日本人がグラミー賞で最優秀MV賞。韓国初のBTSはプレゼンターで登場

 アメリカ音楽界で最高の栄誉とされる第61回グラミー賞の授賞式が2月10日(日本時間11日)、ロサンゼルスで開催された。

 女性パフォーマーの活躍が目立った今年のグラミー賞だが、そんななか話題となったのが、黒人男性ラッパーのチャイルディッシュ・ガンビーノことドナルド・グローヴァー。なかでも、日本人監督が手掛けたチャイルディッシュ・ガンビーノの『ディス・イズ・アメリカ』が最優秀MVに輝き、日本でも話題となった。

チャイルディッシュ・ガンビーノ

チャイルディッシュ・ガンビーノ

 今年のグラミー賞で年間優秀楽曲と年間最優秀レコードの栄誉を手にしたチャイルディッシュ・ガンビーノ。式典にはその姿を見せず不在であったものの、両賞受賞はラッパーとして初となる快挙を達成した。

 また、チャイルディッシュ・ガンビーノの楽曲『ディス・イズ・アメリカ』は両賞の他、最優秀ミュージック・ビデオと最優秀ラップ/歌唱・パフォーマンスにも選ばれ、計4部門を受賞。今年の最多受賞者となった。

『ディス・イズ・アメリカ』のMVでは、チャイルディッシュ・ガンビーノが曲に合わせ軽快に踊りながらも、周囲にいる人々を次々に銃撃するという衝撃的な内容。ゴスペルを歌っている黒人の集団や、ダンスしている黒人の若者たち、そして顔面に布をかぶせられた黒人の捕虜(?)と思われる人を銃撃し、「これがアメリカ(ディス・イズ・アメリカ)」と言い放つそのMVに、大きな論争が巻き起こったという。



 アメリカの銃社会や人種差別に警鐘を鳴らし、全米を沸騰させたこのMVを手掛けたのは、東京出身の日本人監督ヒロ・ムライさん

「翼をください」などの作曲を手掛けた一方、YMOなどの大物アーティストをプロデュースした村井邦彦氏を父に持つ。自身も9歳から暮らすロサンゼルスで映像ディレクターして活躍し、映画監督としていま最も注目を集める1人だという。


昨年とは大違い! 女性が輝いていた今年のグラミー賞


 昨年のグラミー賞では、男性アーティストにノミネートが集中し批判的な見方もあったが、今年は女性パフォーマーの活躍が際立った。

 まず、『ゴールデン・アワー』で年間最優秀アルバムと最優秀カントリー・アルバム、『スペース・カウボーイ』で最優秀カントリー・ソング、『バタフライズ』で最優秀カントリー・パフォーマンス(ソロ)、計4部門を制覇したケイシー・マスグレイヴス。昨年から衝撃MVで話題を集めていたチャイルディッシュ・ガンビーノと肩を並べた。


 さらにレディー・ガガが、『ジョアン』で最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)、英国アカデミー賞出席のため式典を欠席していたブラッドリー・クーパーとの『シャロウ ~「アリー/ スター誕生」愛のうた』で最優秀映像作品楽曲と最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)の3部門を手にした。

 また、ガガと並んでブランディ・カーライルが3部門を受賞し、最優秀新人賞に輝いたのはデュア・リパ。さらに、カーディ・Bが女性ソロアーティストとして初めて、最優秀ヒップホップアルバム賞を受賞するなど、女性アーティストの受賞が目立った。

 また人気女性シンガーのアリシア・キーズが司会を務めた今回の式典では、パフォーマンスでも多くの女性たちが式典を彩った。なかでも、レディー・ガガジェイダ・ピンケット・スミスジェニファー・ロペスという豪華な顔ぶれと並んで、オバマ前大統領のミシェル夫人がオープニングに登場すると、会場はおおいに沸いた。


 その他にも、ダイアナ・ロスやマイリー・サイラスケイティ・ペリーなどといった大物が続々登場した今年のグラミー賞で、注目を集めたのが韓国アーティストとして初めてプレゼンターとして参加したBTS(防弾少年団)。

 ステージで「この夢をかなえてくれた僕たちのファンに感謝する。また戻ってくる」とスピーチしたBTS。プレゼンターではなく、受賞者としてステージに上がる日も近い?!

 ちなみに、BTSがプレゼンターをつとめた最優秀R&Bアルバム賞は、日本人のミキ・ツツミがエンジニア/ミキサーで参加している『H.E.R.』に贈られた。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>




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