男性も女性も良い・悪いは別として、恋人だからこそ知り得る“意外な一面”を持っているもの。 「好きであれば関係ないっ！」という方もいるかもしれませんが、本音では面倒だと感じている人も多いのではないでしょうか？ 　タレントの泉里香似の七瀬涼子さん（仮名・32歳・／客室乗務員）が20代のころに交際していた元カレのYさんは大のコスプレマニア。ただし、付き合う前は一切そのことに触れなかったそうで、まったく知らなかったといいます。 「彼は私より8歳年上の内科医。CA仲間の友達がセッティングしてくれた飲み会で知り合い、彼の積極的なアプローチもあって出会ってから2か月後くらいに付き合い始めました。開業医の跡取りですし、嵐の相葉くんに似たイケメンですごく優しい方でした」 　相手はかなりの優良物件に思えますが、付き合い始めてしばらくすると、こんなリクエストを彼女にします。 「いつものように彼のマンションでまったり過ごしていたら突然、『お願いがあるんだけど、これを着てもらえないかな？』といって白いナース服を持ってきたんです。私は小さいころ、看護師さんに憧れていたこともあって、ノリノリのテンションで彼の求めに応じて着替えてみたんです」 　ところが、その白衣はスカートの丈が一般のものよりずっと短い超ミニ仕様。これにYさんは何度も「すごく似合うよ！」と言って、すごく喜んだそうです。 「お尻がやたらスースーしたけど、彼は喜んでくれたし、それが純粋に嬉しかったです。でも、これで私がコスプレを受け入れてくれると思ったのか、要求はどんどんエスカレートしていったんです」 　ただ衣装を着るだけでは満足できなかったのか、Yさんは、その恰好の人物になりきるように涼子さんに求めたそう。そのための演技指導などもあったといいます。 「例えば、ナース服のときは私が大学病院に勤務する新人看護師、彼は天才外科医という役で、2人は恋人同士だけど周りにはそのことを隠しているという設定。そのキャラになりきって演じるんですけど、やっているときは結構楽しかったです。今振り返ると、なんてバカなことをしていたんだろうと思いますけど（苦笑）」 　いつしかコスプレしたままイチャイチャするのが当たり前になっていたそうですが、そのうちYさんが「客室乗務員の制服姿が見たい」と言うようになったとか。 「でも、彼は私のコスプレ姿をスマホで撮影していたため、もし画像が流出したらマズいと思って制服は持ち出し禁止になっているとごまかしました。 　ただ、代わりにパーティ用衣装の安い生地のCAのコスチュームを買って、彼の前で着てあげました。ちなみにそのときは彼が機長役でフライト中に……という実際にはありえないストーリーでしたけど（笑）」 　Yさんのコスプレ欲は留まるところを知らず、スクール水着やブルマ、セーラー服、アイドル風ステージ衣装などいろんな格好をさせられたそう。彼女も一緒に楽しんでいましたが、“ある出来事”がきっかけでコスプレ熱は一気に冷めてしまいます。