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リボンも扱い方ひとつで子供っぽく見えない。大人のリボンの取り入れ方って?

モードをリアルに着る! Vol.76/小林直子】  少し前に「大人かわいい」というファッション用語がはやったことがありました。そのときに盛んに「大人だってかわいいものを着たい、着ていいんだ!」ということが言われていました。
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「大人かわいい」ってどんな服装? ※画像:WEAR

 その「大人かわいい」ものとは何かというはっきりとした定義はないようですが、推測するに、「大人かわいい」とは例えばピンクや水色といったパステルカラーの服、そしてレースやフリル、リボンのついた服のことを言っているようでした。

子供だろうが、大人だろうが、パステルカラーもフリルもレースもリボンも着ても構わない

 パステルカラーもレースもフリルもリボンも、大人だから着てはいけない、大人にはふさわしくないものだなどということはファッションの世界にはありません。  コレクションを見ていればわかりますが、これらは繰り返し出てくる色でありディテールです。  子供だろうが、大人だろうが、パステルカラーもフリルもレースもリボンも着ても構わないのです。なぜならそれがファッションだからです。

さまざまなリボンスタイルが提案された2019年春夏

 さて、2019年春夏、多くのブランドが提案したのは、英語で言うところのスーパーサイズボウ、つまり大きな蝶々結び、日本ではリボンと呼ばれているものです。  ウエストの太目のサッシュベルトを大きく蝶々結びしたり、肩に大きな蝶々結びの飾りをつけたり、ビスチェの上からリボン結びがしてあったりと、さまざまなスタイルで提案されています。  いつでも大人の女性のための、モードだけれども、実際に着られるリアルなルックを提案するドリスヴァンノッテンにも非常にシックで、かつ大人っぽい大きなリボンのルックが登場しました。  これを見れば、リボンが子供っぽいだなんて思う人はいないでしょう。
 黒いワークウエア風のパンツに、大きなリボンがついた同じ黒いノースリーブのトップス。黒い素材に陰影をつけるために、複雑にクロスした生地が胸元を飾ります。  黒を華やかに、大きなリボンを大人っぽく、全体にシックに、モードだけれども、誰もが理解できるおしゃれさ加減で、見る人に有無を言わせぬルックです。  そんなドリスヴァンノッテンのルックにならって、私たちも自分たちのスタイルにリボンモチーフを取り入れてみましょう。

大きさにはこだわらないで、とにかくリボンをどこかに入れてみよう

 リボンが大きければ大きいほど今風に見える。それは確かにそうなのですが、私たちが毎日歩くのはランウェイではなく、一般の道路や歩道や地下道です。  あんまり大仰(おおぎょう)なのも、私たちの歩く道には似合いません。ですから今回は、大きさにはあまりこだわらないで、とにかくリボンをどこかに入れてみようということで考えてみましょう。
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大きさにはあまりこだわらないで、とにかくリボンをどこかに入れてみよう ※画像:WEAR

 私たちがごく普通にリボンを取り入れられるのは、太目のサッシュベルトを蝶々結びする、髪を結わいてサテンのリボンを蝶々結びで飾る、大きめのスカーフを首に巻いて、リボン結びする、ボウタイのついたブラウスを着る、などでしょうか。
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ボウタイのついたブラウスを着れば、リボンを簡単に取り入れられる ※画像:WEAR

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大人っぽいリボンにするための色は?
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