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焦って捕まえた初彼がロクでもなかった…別れた後のメールにゾッ

 新しい彼氏がいたり、結婚したりしていても、元カレのことが忘れられないという女性の話をよく見聞きします。とくに、それが初めての彼氏となれば、なおさらではないでしょうか。
彼氏 嫌がる女性

写真はイメージです(以下同じ)

 思い出は美化されるといいますが、初めて付き合った相手のことは、記憶の中で特別な存在になりやすいのかもしれないですね。 「初カレとまた会いたいとか、初カレと結婚したかったとか、そういう人の気持ちがまったくわからないんです。私は、初めての彼氏のことは記憶から抹消したいですね……」  そう苦笑しつつ、話し出したのは、主婦の美香さん(仮名・30歳)。美香さんは、大学生の頃は、生活費を稼ぐためにバイトを掛け持ちしている苦学生だったそうです。

自分だけ彼氏がいないことに焦り……

「私が生活に追われているうちに、20歳を過ぎると、周りは彼氏がいる人ばかりになりました。私は彼氏ができたことがなかったので、正直、焦ってしまって。バイト先の女友達に、年上の会社員の男性を紹介してもらったんです」  それが初めての彼氏となる、俊さん(仮名)でした。 「俊は眼鏡でスーツ姿が決まっている、知的な印象を受ける人でした。俊は、私の状況を知っても、『僕は、勉強を教えるぐらいならできるから、力にならせてください』と言ってくれたんです。その後は実際に勉強を何度か教えてもらい、俊から告白されて、付き合うことになりました」  交際が続いたある日のデートで、美香さんは俊さんにホテルに誘われます。 「とうとうこの日が来たか、と思いました。しかも、ラブホテルではなく、俊は、わりと高級なホテルを予約してくれていたんです。私はその当時、まだ男性経験がなくて。俊が初めての男性になるということですが、それも覚悟のうえで、泊まることにしました」

初体験はひたすら早く終わってほしかった

 そして、緊張しながらホテルの一室へ。そこでは、まさかの展開が待っていました。 ホテル『美香さんとひとつになりたい……』と、俊は、自分の世界に入ってしまって(笑)。元々、私がデートでミニスカとかをはいていると、『僕を悩殺するため?』と言ってくるような、ちょっと個性的な人だったんですが。されるがまま、初体験が終わりました」  その結果、俊さんのことを自分は本当に好きなわけではないのかもしれない、と美香さんは自覚したのだそうです。 「好きな人との行為は、綺麗なことばかりではないにせよ、うれしいことだと思うんです。しかし、私は俊との行為中、痛い、不愉快、早く終わってほしい、といったマイナスな感情だけしか頭の中にありませんでした。終わってからは、避妊はしていたものの、万が一妊娠したらどうしよう……とか、そんな不安に襲われました。この人との行為では妊娠したくない、という思いがあったんでしょうね」  ここまでは、彼がちょっと気の毒になりますが、問題はその後――。
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別れた後に届いたメールに愕然
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