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「今年の漢字」って誰が決めてるの?「毒」や「虎」の年もあった

 毎年12月になると発表される「今年の漢字」。その年の世相を表す言葉として、京都の清水寺で発表されます。過去と同じ漢字が選ばれることもあるし、ややこじつけ感がある気もする漢字が選ばれたり…。この「今年の漢字」って、いったい誰が、どうやって決めているのか、気になったことはありませんか?

1995年から日本漢字能力検定協会が始めた行事

2018年は「災」が1位に(画像:PRtimesより)

2018年は「災」が1位に

 12月になると師走の風物詩として報道されるのが、京都の清水寺で発表される「今年の漢字」。これは、日本漢字能力検定協会が漢字のすばらしさや奥深い意義を伝えるために始めた行事です。  たった一文字であっても、漢字にはさまざまな意味がこめられていたり、その漢字を使った熟語や言い回しを想像することができたり、漢字は日本の文化のひとつと言えるもの。そこで、日本漢字能力検定協会が一年の出来事を振り返り、その年の世相を表す漢字を一字選ぶ行事を1995年から実施。  さらに、「いい字、一字」という語呂にあわせて、12月12日を「漢字の日」と制定し、毎年ではないものの12月12日に「今年の漢字」を発表することが多いようです。

19万票以上の公募から決める「今年の漢字」

 そしてこの「今年の漢字」の決め方ですが、お坊さんが大きな半紙に筆で「今年の漢字」を書く姿がニュースなどで映されるせいか、清水寺の偉いお坊さんたちが決めて決めているのでは…と思っている方もいるかもしれません。でも実際は、広く一般から公募して決定されるんです。  応募には年齢などの条件はなく、同一人物の複数応募可で、ただし同一の漢字は1票のみ有効とのこと。2017年の応募総数は153,594票で、2018年は193,214票も集まりました。そしてこの中から、最多応募数だった漢字が「今年の漢字」として選ばれます。

「今年の漢字」を書いている人は誰?

「今年の漢字」を書いている人は誰?「今年の漢字」が発表される舞台は、京都の清水寺。そして誰もが注目する中、「今年の漢字」を筆でしたためる人物は、森清範(もりせいはん)さん。清水寺で最上位となる貫主(かんす)をつとめる方です。1995年に「今年の漢字」が始まってから毎年書き続けており、発表後には清水寺の境内に一定期期間展示されているそうです。
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過去の「今年の漢字」を振り返ってみよう
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