マイカさんの話すように、個人経営のネイルサロンには他のサロンで断られた客が数多く来店するといいます。その中でマイカさんが思わず「もう勘弁して~!」と叫びそうになったという迷惑客の話を聞いてみました。

「新規のお客様だったのですが、施術しようとしたら指にサランラップみたいなものを巻いてるんですよ。『どうしたんですか?』と聞いたら『
料理中に包丁で切っちゃったんです』と言うんです。見ると、かなり深く切ったようでどう考えても病院に行くほどの傷なんです。
それを言うと、『ネットで調べたら湿潤療法っていうのが良いみたいだから、多分これで治ると思います!』とまったく聞く耳持たず。
まぁ、爪からは離れていたし施術する分には問題ないだろうと、そのときは普通にジェルネイルをしました。
それから数週間後またいらっしゃったんですが、どう見ても傷が治ってないんですよ。
絶対病院に行ったほうがいいのに、ラップを巻いたまま放置しているようでなんだか傷口から変な臭いもしてくるんです。それから何回かいらっしゃったのですが、傷口が壊死しているかのようにどんどん変な臭いになってきてて……。今はうちの店には来なくなったのですが、あの傷がどうなったのか想像するだけでも怖いですね……」
衛生的にも十分な注意を払わないといけないネイリストという職業。指先のケガやグリーンネイルになったときは、治るまでネイルはしないのが賢明なのかもしれませんね……。
―シリーズ・
モンスター客図鑑―
<文/カワノアユミ>
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