世界3位の20億稼ぐ5歳少女YouTuber、親の努力がスゴイ…
キッズユーチューバーの成功の影に有能な両親の存在あり
もともとアナスタシアちゃんのお父さんは建築機械リース会社の経営、お母さんはウェディングサロン経営と、ロシアでもそれぞれビジネスで成功していました。 しかし、アナスタシアちゃんが3歳になると、ラジンスカヤ家の主な収入はユーチューブチャンネルの運営に。2017年にはロシアでのビジネスを他人に任せるなどしてアメリカに移住、文字通りアメリカン・ドリームをつかんだのでした。 イギリスの『デイリーメール Daily Mail』は、アナスタシアちゃん動画の人気の理由を、「言葉よりも効果音や音楽を中心に編集することで、より多くの視聴者の心を掴むことに成功している」と分析。 「キッズ動画に国境はない」と早い時期から気がついていたアナスタシアの両親が、少量の言葉にも関わらず母語のロシア語を、英語やアラビア語、スペイン語など計7言語に翻訳する努力を惜しまなかった点も注目されています。 2020年さらなる活躍が期待されるアナスタシアちゃんは、モバイルゲームやおもちゃのプロデュースにも着手予定。ヨーグルトで有名なダノンや、レゴランドとのスポンサー契約も結んでいるそうです。
もはやユーチューバーは子どもたちの「なりたい職業」ではなく「今すぐなれる職業」。ただし、そこには“有能な両親がいてこそ”という絶対条件がつくことなりそう。ライアン君のご両親もそういった面では同じ。他の全てを投げうって、家族ぐるみでユーチューブを運営していく覚悟はないとキッズユーチューバーの成功はあり得ません。 資金と時間の余裕、高い動画演出と事務処理能力、そしてある程度の多言語が操れないと億単位を稼ぐユーチューバーママ&パパにはなれなそうですね。 【参考記事】⇒世界一の28億円かせいだ8歳YouTuber、パパは日本人で福島県出身 Sources:「Forbes」「Forbes.ru」「Daly Mail」 <文/橘エコ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
橘エコ
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。
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