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4年続く上司との不倫“純愛”。33歳女性が「結婚は望まない」と断言する理由

既婚者同士、あるいはどちらかが既婚者である場合の恋愛は、すべて「不倫」と呼ばれる。そしてそういう状況であっても真剣に恋愛しているカップルの多くは、「この恋は純愛なんです」と語る。
コロナ不倫

写真はイメージです(以下同)

独身同士の恋愛は、多くの場合、「結婚」を目指す。人によっては「結婚して人生を変えたい」とか「この人と結婚することで生活が楽になるかも」など不純な動機が混じっていることもあるだろう。 それに比べると、結婚という社会制度に乗らず、バレたら誹(そし)られる関係だからこそ、不倫はふたりの愛情だけがすべてなのだ。だから純愛。一理あるのかもしれない。

4年つづく関係で結婚は望まない

「私は結婚を望んではいません。彼と知り合ったとき、すでに彼には家庭があった。略奪するなんておこがましい。私はあとから彼を好きになった。だから彼と会えるならそれでいい。それ以上は望まないと彼にも言っています」 きっぱりとそう言うのは、アヤコさん(仮名・33歳)だ。7歳年上の上司とつきあって4年になる。29歳のときにこの関係に踏み込むのは決断が必要だった。 「30歳ってやっぱり区切りの年だから、私自身もなんとなく30歳くらいまでに結婚したいなと思っていたんです。でも28歳が終わるころ、異動してきた上司と仕事をするようになって……。 彼の考え方は斬新(ざんしん)でした。それまでの仕事のやり方をどんどん変えて、効率よくして、さらには女性社員からもどんどん意見を取り入れていった。うちの会社、体制が古くて、なかなか女性が前面に立つことがなかったんです。それをあっという間に変えたのが彼でした」 上司上がよければすべてよくなると彼女は痛感。部署の風通しがよくなったので、誰もが生き生きと仕事をするようになり、活発に意見が交わされて、また新しいアイデアが出てくる。その雰囲気は他部署にも及び、上層部も徐々に変わらざるを得なくなった。 「当時、彼は30代半ば。学生時代からつきあっていた女性と、一度は離れたものの再会して30歳のときに結婚したと飲み会で話していました。そのあたりも妙に照れたり隠したりしないのが好感度高かった。 妻も働いているとか、彼の実家が近いので子どもの面倒を見てもらうこともあるとか、もっとベビーシッターを気軽に頼める制度がほしいとか、男だって仕事と家庭の両立を考えなければいけない時代だとか、もっと年上の上司とはまったく違う話を聞いて、この人素敵だなと思ったのを覚えています」 そんな彼と恋愛関係に落ちるとは考えてもいなかった。きっかけはときどきおこなわれる「上司との面談時間」で彼女が仕事の相談をしたことだった。

彼の言葉に感動

「私自身、特に結婚したい相手がいるわけでもなかったので、まずはキャリアを先に考えたほうがいいかなと思っていたんです。この会社にずっといるかどうかはわからないけど、今の状況でどういうキャリアアップが目指せるのか、必要な資格はあるのかなどを尋ねました。すると彼が、本気でキャリアを目指すなら本気で応援すると言ってくれて」 必要な資格、それにともなう勉強方法、さらに他社情報まで教えてくれた。「転職も視野に入れたほうがいいかもしれないけど、できれば僕はあなたと一緒に仕事をしていきたい」と彼は言った。彼女はその言葉に感動してしまったという。
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飲みにいく関係になり1年たって自分から…
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