早苗さんは管理組合に話を通し、戻ってくるまでの間は当番を免除してもらったことを何度も説明。ところが、相手の女性は「ズルい!」との主張を一方的に繰り返すだけ。あげくの果てには「住んでなくても当番のために戻ってくるべき!」とまで言われたとか。
「感情的にまくし立ててくるだけで話し合いにすらならない。不満があるなら管理組合に伝えてほしいと言っても『あなたが当番を引き受ければいいだけじゃない!』ですからね。対応すればするほどこっちのストレスが溜まるだけだったので、用事があるのでと伝えて途中で切りました」
ちなみに引っ越してからも電話やLINEのやりとりをしている親しいご近所さんに話すと、「その奥さん、ほかの方にもカラんだりして問題を起こしているのよ」とマンション内でも訳アリの人物だったことが発覚。そこで登録している番号以外すべて着信拒否するようにスマートフォンの設定を変えたそうです。
「聞いたところによると、問題の奥さんは清掃も除雪も参加はするけど、ほかの住人さんたちが動いている間も自分だけ休んで全然作業をしていないみたい。あれだけ偉そうな態度を取ってきた割には、全然行動がともなっていませんし、ズルいのはどっちだよって言ってやりたいですよ(笑)」
しかし、このまま旦那さんが予定通り任期を終えれば、来春には再び札幌のマンションに戻る予定。例の女性は今も住み続けているそうなので、新たな隣人トラブルに巻き込まれなければいいのですが……。
―シリーズ「
ご近所・ママ友とのトラブル」―
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<文/トシタカマサ イラスト/カツオ>
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