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「セックスしないと更年期が早まる」はウソ!でも“推し活”はおすすめな理由

更年期にまつわるウソホントの見分け方

 更年期に関しては、他にも様々な憶測が飛び交っています。例えば生理の重たさとの関係や、出産経験との関係にまつわる“説”もありますよね。これらについても、更年期症状が起きるそもそもの仕組みを理解していれば、ある程度、噂に惑わされずに済むといいます。 更年期「プレ更年期やその先の更年期障害が起きる仕組みは、以前もお話しましたが2つの要因が絡んでいます。1つは年齢と卵巣機能の問題。もう1つは、脳の司令塔である視床下部がコントロールする自律神経の問題です。これに加え、気質や体質、生活習慣も複雑に絡み合うと考えられています。  更年期にまつわる噂で多いものとして『出産経験や出産年齢によって更年期症状に差は出るのか?』といった話があります。出産経験の有無と卵巣機能の衰えに因果関係はありませんので、この点はNOと言えます。また、高齢出産と卵巣機能の低下にも因果関係がありませんので、ここもNOと言えます」

初潮の早さも高齢出産も、更年期障害には無関係。ただし……

「ただ高齢出産の場合、更年期症状が出る年齢の時期に子育てが多忙を極めストレスがかかると、自律神経に負担がかかります。自律神経からくる不調に悩まされる中で、一気に体調を崩し、更年期症状も出始めるといったケースは耳にします。  どちらにせよ、大事なのは常日頃から心と体へのいたわりといった視点は、忘れないでほしいところです」  他に、先生はよく「親子で遺伝することはあるのか?」といった質問も受けるそうです。  答えとしては、「たくさんの要因が関わっているため、症状が遺伝することはないと考えられています。ただし、女性ホルモンの変動に対する感受性が遺伝するケースや、体質や性格が似ている場合などは、同じような症状が出やすいことはあるかもしれません」といいます。  もし自分の体が心配ならば、ネットで検索をかけてさらに不安になるよりも、自分の母親に生理や更年期の諸症状について、フラットに聞いてみると理解が深まり安心できるかもしれません。
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「一生の約半分は、子宮と卵巣が私に大きな影響を与える」
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