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「君の顔、上の中だね」と言ってきた失礼な男に“特大ブーメラン”をお見舞いした話

「彼氏や彼女を選ぶ時、顔に目が行くのは仕方ないけれど、さすがにあの人の態度は嫌でしたね。顔だけしか見ていないし、プライドの高さに引きました」
頭をかかえる女性

※イメージです(以下、同じ)

 半年前の恋愛を振り返り、そう語るのは高木ありささん(仮名・30歳)。ありささんはマッチングアプリで出会った男性に顔を「上・中・下」で判断され、不快感を覚えたと語ります。

「本当にタイプ」とマッチングアプリで猛アプローチされた

 ありささんは婚活のために、マッチングアプリの利用をスタート。ある日、同い年の悟さんからメッセージ付きの「スペシャルいいね」を貰いました。 「突然すいません。あまりにも素敵で、スぺシャルいいねしてしまいました。もしよろしければ、一度メッセージのやりとりをさせていただけませんでしょうか? 本当にタイプです」  そんな熱いメッセージが嬉しく、ありささんは彼とマッチングに成功。すると、すぐに彼から「本当にマッチングできるなんて嬉しいです!」と歓喜のトークが届きます。2人はその日から、毎日トークを交わすようになりました。 「彼はよく、『ありささんは本当にかわいいから、会う時に緊張しちゃいます』とか『何度もプロフィールの写真を見ちゃいます』とか私の外見を褒めてくれました。内面も見てほしいと思ったものの、正直悪い気はしなかったです」  それから1週間後、彼からデートの誘いを受け、2人は初めて会うことになります。 「彼は童顔のかわいい系。私も好みのタイプだったので、実物を見て幻滅されなければいいなと思っていました」

「上の中」だと勝手に顔をジャッジ

 当日、2人は彼が予約したお店でディナーを楽しむことに。最初は互いに緊張していたものの、会話をしながら食事をするうちに距離は縮まっていきました。 「彼は写真よりかっこよくはなかったけれど、一生懸命、会話を盛り上げてくれ、私の話を聞こうとしてくれて。そんな姿勢に好印象を持ちました」 失言をしてしまった男性にありえないと見つめる女性 しかし、デート終盤、彼は「プロフィール写真通り、本当に綺麗ですね」とありささんを褒めた後、「三段階で言うと、上の中ですね」と、なぜか勝手に外見をジャッジ。ありささんは、その発言に不快感を覚えたため、「そういう風に判断されるのは好きじゃありません」と伝えましたが、彼は悪びれもせず、「え? どうしてですか? 上だと思われてるんですよ。嬉しくないんですか?」と質問。  その返答を聞き、ありささんは自分とは考え方が合わないと実感。早く解散しようと思い、ハイペースで食事を進めました。 「そしたら、いいムードでなくなったことに気を悪くしたのか、彼がボソっと言ったんです。『まあ、この県では上の中ですけど、東京や大阪みたいな都会だったら中の下でしょうね』って」
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彼に顔レベルを逆診断したら…
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